【第87回選抜高校野球大会・10日目】
○ 敦賀気比 11 - 0 大阪桐蔭 ●
<3月31日 準決勝>
昨夏の準決勝の再現となったこの試合、敦賀気比が因縁の相手にリベンジを果たし、初の決勝進出を決めた。
昨年夏の甲子園、準決勝で当たった際には大阪桐蔭が15-9と打ち勝ったこの対戦。この日は敦賀気比が初回から牙をむく。
先攻の敦賀気比は、安打と四球2つでいきなり一死満塁のチャンスを作ると、6番の松本哲幣(3年)が左中間スタンドに叩きこむ先制の満塁本塁打。今大会2本目のグランドスラムで、敦賀気比がド派手に先制点を挙げる。
さらに2回、先頭の8番・嘉門裕介(3年)が二塁打で出ると、9番・木下翔吾(3年)も右中間への二塁打で続いてあっさりと追加点を挙げ、その後二死一塁となってから3番・林中勇輝(3年)にもライト線への適時三塁打が飛び出し、6-0とリードを広げる。
打ち込まれた大阪桐蔭のエース・田中誠也(3年)はそこから連続四球を与えて二死満塁とし、前の打席で満塁弾を打たれた6番・松本を迎える。
松本は2球目のストライクを取りに来た直球を迷わず振りぬくと、打球はレフトスタンドへと飛び込み、なんと2打席連続の満塁本塁打。大会史上初の2打席連続満塁弾で、この試合2打席で8打点を記録。PL学園の桑田真澄や、星稜の松井秀喜らが記録した1試合の大会最多打点「7」を上回り、大会新記録を樹立した。
一方で、敦賀気比のエース・平沼翔太(3年)は大量援護にも気を緩める事無く、大阪桐蔭打線に得点を許さない。結局、平沼は9回を一人で投げ抜き、被安打4、与四球2、5奪三振で完封。昨夏の悔しさを見事に晴らしてみせた。
敦賀気比は春夏通算4度目の準決勝で初めての勝利。4強の壁を突破し、決勝進出を決めた。
○ 敦賀気比 11 - 0 大阪桐蔭 ●
<3月31日 準決勝>
昨夏の準決勝の再現となったこの試合、敦賀気比が因縁の相手にリベンジを果たし、初の決勝進出を決めた。
昨年夏の甲子園、準決勝で当たった際には大阪桐蔭が15-9と打ち勝ったこの対戦。この日は敦賀気比が初回から牙をむく。
先攻の敦賀気比は、安打と四球2つでいきなり一死満塁のチャンスを作ると、6番の松本哲幣(3年)が左中間スタンドに叩きこむ先制の満塁本塁打。今大会2本目のグランドスラムで、敦賀気比がド派手に先制点を挙げる。
さらに2回、先頭の8番・嘉門裕介(3年)が二塁打で出ると、9番・木下翔吾(3年)も右中間への二塁打で続いてあっさりと追加点を挙げ、その後二死一塁となってから3番・林中勇輝(3年)にもライト線への適時三塁打が飛び出し、6-0とリードを広げる。
打ち込まれた大阪桐蔭のエース・田中誠也(3年)はそこから連続四球を与えて二死満塁とし、前の打席で満塁弾を打たれた6番・松本を迎える。
松本は2球目のストライクを取りに来た直球を迷わず振りぬくと、打球はレフトスタンドへと飛び込み、なんと2打席連続の満塁本塁打。大会史上初の2打席連続満塁弾で、この試合2打席で8打点を記録。PL学園の桑田真澄や、星稜の松井秀喜らが記録した1試合の大会最多打点「7」を上回り、大会新記録を樹立した。
一方で、敦賀気比のエース・平沼翔太(3年)は大量援護にも気を緩める事無く、大阪桐蔭打線に得点を許さない。結局、平沼は9回を一人で投げ抜き、被安打4、与四球2、5奪三振で完封。昨夏の悔しさを見事に晴らしてみせた。
敦賀気比は春夏通算4度目の準決勝で初めての勝利。4強の壁を突破し、決勝進出を決めた。