開幕から1週間を迎えたプロ野球。昨年Bクラスの雪辱に燃える西武の勢いが止まらない。
優勝候補に目されたオリックスを本拠地で3タテし勢いに乗ると、そのまま敵地での楽天3連戦も雨天中止を挟んで連勝。1991年以来、実に24年ぶりとなる開幕5連勝を記録した。
91年の西武と言えば、驚異の勝率.653をマークして優勝し、日本シリーズでも広島を4勝3敗で下したシーズン。辻発彦、秋山幸二、伊東勤、郭泰源の4人がベストナインに選出され、エースの郭泰源はリーグMVPにも輝いた。
ちなみに、現在チームの指揮を執る田辺徳雄監督も、この時はバリバリの現役。ショートのレギュラーとしてシーズン130試合のうち124試合に出場し、日本一に大きく貢献している。
結局、この年の西武は開幕からの連勝を8まで伸ばした。これが『西武ライオンズ』となって以降の最多開幕連勝記録になる。
もっと遡ると西鉄時代の54年、11連勝という記録が残っている。これは、99年に中日に並ばれはしたものの、50年の間破られていない日本記録だ。
今日から本拠地・西武プリンスドームに戻り、昨年のチャンピオンチームであるソフトバンクと対戦。率いているのは、91年の開幕8連勝のうち2つに貢献した工藤公康だ。
昨年は9勝14敗1分と苦戦した相手であり、24年前の快進撃を知る男が率いるライバルチームを相手に連勝を伸ばしていくことができるだろうか。今ノリにノッている田辺ライオンズに要注目だ。
1991年 開幕8連勝 → 優勝(81勝43敗6分)☆日本一
2002年 開幕4連勝 → 優勝(90勝49敗1分)
優勝候補に目されたオリックスを本拠地で3タテし勢いに乗ると、そのまま敵地での楽天3連戦も雨天中止を挟んで連勝。1991年以来、実に24年ぶりとなる開幕5連勝を記録した。
91年の西武と言えば、驚異の勝率.653をマークして優勝し、日本シリーズでも広島を4勝3敗で下したシーズン。辻発彦、秋山幸二、伊東勤、郭泰源の4人がベストナインに選出され、エースの郭泰源はリーグMVPにも輝いた。
ちなみに、現在チームの指揮を執る田辺徳雄監督も、この時はバリバリの現役。ショートのレギュラーとしてシーズン130試合のうち124試合に出場し、日本一に大きく貢献している。
結局、この年の西武は開幕からの連勝を8まで伸ばした。これが『西武ライオンズ』となって以降の最多開幕連勝記録になる。
もっと遡ると西鉄時代の54年、11連勝という記録が残っている。これは、99年に中日に並ばれはしたものの、50年の間破られていない日本記録だ。
今日から本拠地・西武プリンスドームに戻り、昨年のチャンピオンチームであるソフトバンクと対戦。率いているのは、91年の開幕8連勝のうち2つに貢献した工藤公康だ。
昨年は9勝14敗1分と苦戦した相手であり、24年前の快進撃を知る男が率いるライバルチームを相手に連勝を伸ばしていくことができるだろうか。今ノリにノッている田辺ライオンズに要注目だ。
“西武ライオンズ”における開幕連勝の吉兆
1990年 開幕5連勝 → 優勝(81勝45敗4分)☆日本一1991年 開幕8連勝 → 優勝(81勝43敗6分)☆日本一
2002年 開幕4連勝 → 優勝(90勝49敗1分)