● パドレス 0 ― 1 ジャイアンツ ○
＜現地時間4月9日　ペトコ・パーク＞

　ジャイアンツの青木宣親は現地時間9日（日本時間10日）、敵地でのパドレス戦に「1番・左翼」で先発出場。延長11回の第5打席でライトへの安打を放ち、開幕からの連続試合安打を4に伸ばした。

　開幕早々いきなり14連戦という過酷日程のジャイアンツ。今日がその4試合目、この日も1番で先発出場した青木は、初回の第1打席と3回の第2打席でいずれも四球を選んで出塁するも、得点には結びつかず。

　その後も両チーム0行進が続き、青木も第3打席では遊ゴロ、第4打席は右飛に倒れる。

　試合は0－0のまま延長戦に突入。延長11回、先頭で迎えた青木の第5打席。パドレス6人目ニック・ビンセントの変化球をライトへとはじき返し、4試合連続の安打をマーク。ところが、続くヘクター・サンチェスが内野ゴロ併殺に倒れるなど、ここも後続が倒れて無得点。

　こう着状態のまま迎えた12回、ついに均衡が破れる。ジャイアンツは相手の失策と敬遠四球で二死一、二塁のチャンスを作ると、代打のジャスティン・マクスウェルがセンターへとはじき返す値千金の適時打。ジャイアンツがついに1点を挙げる。

　リードを奪ったジャイアンツは裏を守護神サンティアゴ・カシーヤが3人で締め、開幕から3試合連続セーブをマーク。1－0でジャイアンツが勝利を収めた。

　青木は3打数1安打で四球2つ。開幕からの連続試合安打を4に伸ばし、打率を.412とした。