● ヤンキース 5 － 6 レッドソックス ○
＜現地時間4月10日　ヤンキー・スタジアム＞

　延長19回に及ぶ伝統のライバル対決をレッドソックスが制した。レッドソックスは5－5で迎えた延長19回、1番ベッツが犠牲フライを放ちこれが決勝点。田沢純一は8回に4番手としてマウンドに上がり、1回を無失点に抑えた。

　レッドソックスは1点リードで9回を迎えるも、上原の代役クローザーを務めるムヒカが、9回二死から痛恨の同点弾を浴び試合は3－3で延長戦に。16回に主砲・オルティスの今季1号で均衡を破るも、その裏、ヤンキースのテシェイラに同点弾が飛び出し、試合は再び振り出しに戻った。

　さらに18回にも、レッドソックスは4番サンドバルが勝ち越しタイムリーを放つも、粘るヤンキースは7番ベルトランのタイムリー二塁打で三たび同点に。しかし、この試合1度も勝ち越せないヤンキースは続くサヨナラのチャンスを逸すると、延長19回に力尽きた。

　レッドソックスは、15回から5イニングを投げた9番手のライトが勝ち投手に。ヤンキースの8番手・ロジャースも4回2/3のロングリリーフを見せたが、勝利にはつながらなかった。なお、試合時間は7時間を越えたが、照明の不具合による一時中断を挟んだため、6時間49分に訂正された。