5連勝中だった巨人は、18日の阪神戦に敗れ連勝がストップした。開幕から状態が上がらない中も勝ち星を重ねてきた巨人だが、捕手に最転向した阿部慎之助が故障で離脱。原監督は再び正捕手で頭を悩ますことになりそうだ。
そもそも長年正捕手を務めてきた阿部慎之助は、今季からファーストにコンバート。それに伴い、FAでヤクルトから相川亮二を獲得し、2年目の小林誠司と正捕手の座を争わせていた。
開幕から小林と相川の併用で起用されていたが、2日の中日戦で相川が負傷交代。『右大腿二頭筋の肉離れ』と診断され戦列を離れた。
2日終了時点で広島と並び5位に沈んでいたこともあり、3日の阪神戦からファーストの阿部を再び捕手に戻した。開幕前の構想を崩すことになったが、結果的にこれが当たる。チームは勢いを取り戻し、ヤクルト、DeNAと連続でカード勝ち越し。
ようやくチームが軌道に乗り出したところで、またしてもピンチが訪れる。今度は17日の阪神戦で阿部が左太ももの裏を負傷し、翌18日に登録抹消。同日、都内の病院で検査を受けた結果、左太ももの肉離れと診断された。
相川に続き阿部が離脱。チームにとって2人の離脱は痛いが、2年目の小林にはレギュラーをモノにする最大のチャンス。小林は実松、加藤との併用が予想されるが、ここで結果を残せばレギュラーを奪う可能性も十分にある。
小林は昨季63試合に出場して、29試合でスタメン出場を果たした。成績も16勝13敗と3つ勝ち越している。また、スタメン出場の機会も、阿部がファーストでの出場が増えた後半戦が多かった。経験不足が指摘されるが、優勝を争う中でスタメンマスクを被ったことは大きな財産になっているはず。
小林がレギュラーを勝ち取るためにも、武器である肩の強さに加え、リード面、打撃の向上が必要不可欠。ただ、この課題をクリアするためにも、試合に出場し続けなければ成長できない部分でもある。相川、阿部が戻ってくるまでにどれだけ彼らに近づき、追い越せる状況を作れるか。そのためにも、原辰徳監督が我慢してでも、起用したいと思わせるような仕事をしていかなければならない。
そもそも長年正捕手を務めてきた阿部慎之助は、今季からファーストにコンバート。それに伴い、FAでヤクルトから相川亮二を獲得し、2年目の小林誠司と正捕手の座を争わせていた。
開幕から小林と相川の併用で起用されていたが、2日の中日戦で相川が負傷交代。『右大腿二頭筋の肉離れ』と診断され戦列を離れた。
2日終了時点で広島と並び5位に沈んでいたこともあり、3日の阪神戦からファーストの阿部を再び捕手に戻した。開幕前の構想を崩すことになったが、結果的にこれが当たる。チームは勢いを取り戻し、ヤクルト、DeNAと連続でカード勝ち越し。
ようやくチームが軌道に乗り出したところで、またしてもピンチが訪れる。今度は17日の阪神戦で阿部が左太ももの裏を負傷し、翌18日に登録抹消。同日、都内の病院で検査を受けた結果、左太ももの肉離れと診断された。
相川に続き阿部が離脱。チームにとって2人の離脱は痛いが、2年目の小林にはレギュラーをモノにする最大のチャンス。小林は実松、加藤との併用が予想されるが、ここで結果を残せばレギュラーを奪う可能性も十分にある。
小林は昨季63試合に出場して、29試合でスタメン出場を果たした。成績も16勝13敗と3つ勝ち越している。また、スタメン出場の機会も、阿部がファーストでの出場が増えた後半戦が多かった。経験不足が指摘されるが、優勝を争う中でスタメンマスクを被ったことは大きな財産になっているはず。
小林がレギュラーを勝ち取るためにも、武器である肩の強さに加え、リード面、打撃の向上が必要不可欠。ただ、この課題をクリアするためにも、試合に出場し続けなければ成長できない部分でもある。相川、阿部が戻ってくるまでにどれだけ彼らに近づき、追い越せる状況を作れるか。そのためにも、原辰徳監督が我慢してでも、起用したいと思わせるような仕事をしていかなければならない。