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あっ痛…相次ぐ主力の故障離脱で苦しんでいる球団は?

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大型補強を敢行も最下位に沈んでいるオリックスの森脇浩司監督©BASEBALLKING
 シーズンが開幕してから間もなく3週間。主力に故障者が続出している影響で開幕から躓いている球団もある。

 中島裕之、小谷野栄一、ブランコ、バリントンなど約30億円をかけて大型補強を敢行し、開幕前に優勝候補と言われたオリックスが代表的。昨オフに右肘を手術したエース金子千尋、昨季62試合に登板した比嘉幹貴が右肩痛、岸田護が左わき腹痛と昨季躍進を支えた3投手が開幕に間に合わず。開幕してからも『守護神』の平野佳寿が右足首を故障し、さらに2年連続最優秀中継ぎのタイトルを獲得した『セットアッパー』の佐藤達也が腰痛で15日に抹消される非常事態。

 投手陣の故障が相次ぐなら野手が支えていきたいところだが野手陣も、『4番』候補として獲得したブランコが左ひざ痛の悪化で1日に登録抹消。ヘルマンも右太もも裏の肉離れと診断され、外国人2人が離脱。『エース』、『セットアッパー』、『守護神』、『4番』を欠いているチームは2勝14敗1分の最下位。優勝候補が、早くも土俵際に立たされている。

 一方で中日は、長年チームを支えてきたベテランの岩瀬仁紀、和田一浩、開幕してからは森野将彦が右手を骨折。敵地で行われた阪神との開幕カードで80年以来35年ぶりの開幕3連敗スタート。開幕前に最下位を予想する野球評論家が多く、このままズルズル負けが込むのではと思われていた。

 しかし、森野の故障で回ってきたチャンスに、オープン戦4本塁打13打点と活躍した福田永将が『5番・一塁』でスタメン出場した3月31日の巨人戦では杉内俊哉から本塁打を放つなどアピール。これに触発されたのか中堅、ベテラン、外国人も躍動し、現在球団新記録となる3試合連続サヨナラ勝ちするなど11勝6敗でリーグ1位。故障者の不在を感じさせない戦いぶりを見せている。

 今季は非常に主力の故障者が目立っている。その他では昨季本塁打王のエルドレッド(広島)、内海哲也(巨人)、岸孝之(西武)などチームの軸となる選手が離脱中。故障者の不在を感じさせない中日、日本ハムなどは上位にいるが、代役が見つからないオリックス、広島、巨人などが苦しんでいる印象だ。各球団主力が戻ってくるまでは、我慢強く戦っていきたい。

【12球団の主な故障者】
●ソフトバンク
松坂大輔
五十嵐亮太
細川亨
本多雄一

●オリックス
金子千尋
佐藤達也
平野佳寿
岸田護
比嘉幹貴
ブランコ
ヘルマン

●日本ハム
武田久
陽岱鋼

●ロッテ
井上晴哉

●西武
岸孝之
ミゲル
菊池雄星

●楽天
ミコライオ
西田哲朗

●巨人
内海哲也
相川亮二
アンダーソン
大田泰示

●阪神
安藤優也
今成亮太

●広島
中田廉
エルドレッド
グスマン

●中日
岩瀬仁紀
森野将彦
和田一浩

●DeNA
岡島秀樹
三上朋也

●ヤクルト
館山昌平
ミレッジ
バレンティン

※記録は4月15日時点のもの
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