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開幕前に掲げた構想通りに戦えてる?

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200盗塁の目標を掲げた楽天の大久保博元監督©BASEBALLKING
 各球団との対戦が1カードずつ終了し、14日から2回目の対戦に突入。そこで各球団が、開幕前に掲げた構想がここまで達成できているのか振り返っていきたい。

 3連覇中の巨人は長年正捕手を務めていた阿部慎之助を昨年の秋季キャンプから一塁へコンバート。原辰徳監督は、正捕手にヤクルトからFAで加入した相川亮二、2年目の小林誠司で争わせる構想だった。

 キャンプ、オープン戦では、激しいレギュラー争いが繰り広げられた。3月27日のDeNAとの開幕戦でマスクを被ったのは、2年目の小林だったが、その後は相川と併用で起用。しかし、2日の中日戦で相川が『右大腿二頭筋の肉離れ』と診断され状況が変わった。

 2日終了時点で広島と並び5位に沈んでいたこともあり、3日の阪神戦から阿部が再び捕手に戻った。原監督が開幕前に掲げた構想は思うようにはいっていないが、阿部が捕手復帰後5勝4敗と1つ勝ち越している。

 超攻撃型野球としてヤクルトの真中満監督は、春季キャンプ前から昨季日本人右打者最多の193安打を放った1番・山田哲人、打率.305を記録した2番・川端慎吾のオーダーを組むプランを明かした。

 オープン戦、開幕5戦目まではこの布陣で臨んでいたが、2日の阪神戦は2番川端、3番山田の並びに。その後、8日の中日戦から1番川端、3番山田の起用が続いている。3番を打つミレッジが故障で離脱したこともあり、当初の構想が崩れる形となった。ただ、5月に復帰が予想されるバレンティンが戻ってくれば、再び開幕前のプランを実行できそうだ。

 一方で構想通りに進んでいるチームもある。大久保博元監督率いる楽天は、年間200盗塁の目標を掲げた。14日終了時点で18盗塁。143試合に換算すると198盗塁ペースだが、200盗塁も十分可能な数字。また、ミコライオが椎間板ヘルニアで全治3カ月の離脱で、抑えに指名した松井裕樹が7試合に登板して、4セーブをマーク。防御率も0.00と抜群の安定感を誇っており、チームには欠かせない存在になっている。

 故障者や思わぬ選手の不振などで、監督が開幕前に思い描いたプラン通りに進んでいない球団もあるが、そういった中でチームをどのように導くかも監督の手腕として問われそうだ。

※記録は4月14日終了時点のもの
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