近年プロ野球界に毎年のように選手を送り込む大阪の名門・大阪桐蔭高校。15日の試合では、各地で卒業生たちが大活躍を見せた。
まずは北海道・札幌。日本ハムの主砲・中田翔は定位置の「4番・一塁」で先発出場。3回、前を打つ大谷翔平の適時二塁打で2点を先制した直後の第2打席で、ロッテ先発・木村優太が投じた高めの直球を完ぺきに捕らえると、打球はレフトスタンドへ。リーグトップの第5号を記録する。
さらに中田は7回の第4打席でも、ロッテの3番手・金森敬之のカーブをすくい上げると、そのままレフトスタンドに吸い込まれる第6号2ラン。この日は4打数2安打で5打点。打率こそ.218となっているが、本塁打はリーグトップの6本、打点もリーグ2位タイの15打点と主砲の名に恥じぬ活躍を見せている。
所沢では、チームの中軸を担う3人の大阪桐蔭産スラッガーが躍動した。
西武は19安打14得点の猛攻で楽天を粉砕。その中心にいたのが3番の浅村栄斗、4番の中村剛也、6番の森友哉の3人。
浅村は2点を追う4回、一死満塁から右中間のど真ん中を破る同点の2点適時打を含む4打数3安打2打点。
中村は浅村が同点とした直後の打席で崩されながらもレフト前へと運ぶ2点適時打を放てば、5回には犠飛で追加点、7回にも適時打を放って3打数2安打4打点。
森は3回に6点目の適時打を放つと、4回には「(目の前で本塁打を打った)メヒアのあとにどさくさに紛れて振ったら当たりました」と初球をライトスタンドへと放り込む今季第1号。さらに8回の第5打席では26歳年上の大ベテラン・斎藤隆から右中間へこの日2本目のアーチを架け、この日は5打数3安打2本塁打で4打点。
実に3人合わせて8安打10打点の大暴れでチームの大勝に大きく貢献した。
最後はナゴヤ。連日緊迫した展開が続く中、2試合連続でサヨナラ勝ちを収めている中日は、1-1の同点で迎えた9回、二死二塁から打席には3番の平田良介。
1ボール2ストライクと追い込まれるも、4球目の直球をライトへと弾き返し、サヨナラの二塁打。チームを球団史上初の3試合連続サヨナラ勝ちへと導いた。
特に強打者を多く輩出し、球界を席巻しつつある大阪桐蔭出身の選手たち。各チームで主軸を担う彼らの活躍から、今後も目が離せない。
【15日に出場した大阪桐蔭出身選手】
● 日本ハム
・中田翔(2008年卒)
[15日]4打数2安打4打点 ☆2本塁打
[通算]15試 率.218 本6 点15
● 西武
・浅村栄斗(2009年卒)
[15日]4打数3安打2打点
[通算]14試 率.340 本1 点9
・中村剛也(2002年卒)
[15日]3打数2安打4打点
[通算]14試 率.265 本4 点10
・森友哉(2014年卒)
[15日]5打数3安打4打点 ☆2本塁打
[通算]14試 率.265 本2 点7
● 阪神
・西岡剛(2003年卒)
[15日]5打数1安打
[通算]16試 率.281 本1 点7
● 中日
・平田良介(2006年卒)
[15日]5打数2安打1打点 ☆サヨナラ打
[通算]17試 率.313 本0 点7
まずは北海道・札幌。日本ハムの主砲・中田翔は定位置の「4番・一塁」で先発出場。3回、前を打つ大谷翔平の適時二塁打で2点を先制した直後の第2打席で、ロッテ先発・木村優太が投じた高めの直球を完ぺきに捕らえると、打球はレフトスタンドへ。リーグトップの第5号を記録する。
さらに中田は7回の第4打席でも、ロッテの3番手・金森敬之のカーブをすくい上げると、そのままレフトスタンドに吸い込まれる第6号2ラン。この日は4打数2安打で5打点。打率こそ.218となっているが、本塁打はリーグトップの6本、打点もリーグ2位タイの15打点と主砲の名に恥じぬ活躍を見せている。
所沢では、チームの中軸を担う3人の大阪桐蔭産スラッガーが躍動した。
西武は19安打14得点の猛攻で楽天を粉砕。その中心にいたのが3番の浅村栄斗、4番の中村剛也、6番の森友哉の3人。
浅村は2点を追う4回、一死満塁から右中間のど真ん中を破る同点の2点適時打を含む4打数3安打2打点。
中村は浅村が同点とした直後の打席で崩されながらもレフト前へと運ぶ2点適時打を放てば、5回には犠飛で追加点、7回にも適時打を放って3打数2安打4打点。
森は3回に6点目の適時打を放つと、4回には「(目の前で本塁打を打った)メヒアのあとにどさくさに紛れて振ったら当たりました」と初球をライトスタンドへと放り込む今季第1号。さらに8回の第5打席では26歳年上の大ベテラン・斎藤隆から右中間へこの日2本目のアーチを架け、この日は5打数3安打2本塁打で4打点。
実に3人合わせて8安打10打点の大暴れでチームの大勝に大きく貢献した。
最後はナゴヤ。連日緊迫した展開が続く中、2試合連続でサヨナラ勝ちを収めている中日は、1-1の同点で迎えた9回、二死二塁から打席には3番の平田良介。
1ボール2ストライクと追い込まれるも、4球目の直球をライトへと弾き返し、サヨナラの二塁打。チームを球団史上初の3試合連続サヨナラ勝ちへと導いた。
特に強打者を多く輩出し、球界を席巻しつつある大阪桐蔭出身の選手たち。各チームで主軸を担う彼らの活躍から、今後も目が離せない。
【15日に出場した大阪桐蔭出身選手】
● 日本ハム
・中田翔(2008年卒)
[15日]4打数2安打4打点 ☆2本塁打
[通算]15試 率.218 本6 点15
● 西武
・浅村栄斗(2009年卒)
[15日]4打数3安打2打点
[通算]14試 率.340 本1 点9
・中村剛也(2002年卒)
[15日]3打数2安打4打点
[通算]14試 率.265 本4 点10
・森友哉(2014年卒)
[15日]5打数3安打4打点 ☆2本塁打
[通算]14試 率.265 本2 点7
● 阪神
・西岡剛(2003年卒)
[15日]5打数1安打
[通算]16試 率.281 本1 点7
● 中日
・平田良介(2006年卒)
[15日]5打数2安打1打点 ☆サヨナラ打
[通算]17試 率.313 本0 点7