プロ野球界ではルーキーイヤーに大活躍した選手が、2年目に成績を悪化したりすることを“2年目のジンクス”と呼んでいる。一方で、1年目も目立った成績を残せなかったが、2年目にブレイクした選手もいる。
昨季は福谷浩司(中日)が、それに当てはまる。1年目は故障で9試合の登板も、2年目の昨季リーグ最多の72試合に登板しセットアッパーに成長した。過去にもヤクルト時代の青木宣親(現ジャイアンツ)が2年目にイチロー以来のシーズン200安打を達成し、新人王を獲得している。このように2年目に奮闘する選手が意外と多い。
今季は杉浦稔大(ヤクルト)がブレイクしそうだ。杉浦は2月16日に行われた韓国・SKとの練習試合に先発し2回1安打無失点に抑えると、3月1日の巨人戦では3回を1失点と好投し、開幕先発ローテ入りを決めた。真中満監督からも「安心して、見ていられる」と評価は高い。
杉浦はドラフト1位で入団するも、昨季は開幕前に右肘靭帯を断裂。シーズンのほとんどをリハビリに費やし、即戦力として期待されるも一軍登板はわずかに4試合に終わった。ただ投球回数は23イニングと新人王の資格(30イニング以上)は満たしており、今季ブレイクすれば、新人王も十分に考えられる。
野手では森友哉(西武)に期待がかかる。昨季は7月下旬にプロ初昇格を果たすと、8月14日のオリックス戦から16日の日本ハム戦にかけて3試合連続本塁打。森の魅力は打撃だが、それを活かすためにも、ポジションを争うライバルの炭谷銀仁朗から正捕手の座を奪わなければならない。守備では炭谷が上回るが、打撃では森がリードしている状況。守備に目をつぶってレギュラーで出場させれば、二桁本塁打も期待できるだけに、田辺徳雄監督も起用法に頭を悩ませそうだ。
その他にも小林誠司(巨人)、松井裕樹(楽天)、梅野隆太郎(阪神)なども飛躍が期待される。今年は何人の選手が2年目に活躍することができるのだろうか。
昨季は福谷浩司(中日)が、それに当てはまる。1年目は故障で9試合の登板も、2年目の昨季リーグ最多の72試合に登板しセットアッパーに成長した。過去にもヤクルト時代の青木宣親(現ジャイアンツ)が2年目にイチロー以来のシーズン200安打を達成し、新人王を獲得している。このように2年目に奮闘する選手が意外と多い。
今季は杉浦稔大(ヤクルト)がブレイクしそうだ。杉浦は2月16日に行われた韓国・SKとの練習試合に先発し2回1安打無失点に抑えると、3月1日の巨人戦では3回を1失点と好投し、開幕先発ローテ入りを決めた。真中満監督からも「安心して、見ていられる」と評価は高い。
杉浦はドラフト1位で入団するも、昨季は開幕前に右肘靭帯を断裂。シーズンのほとんどをリハビリに費やし、即戦力として期待されるも一軍登板はわずかに4試合に終わった。ただ投球回数は23イニングと新人王の資格(30イニング以上)は満たしており、今季ブレイクすれば、新人王も十分に考えられる。
野手では森友哉(西武)に期待がかかる。昨季は7月下旬にプロ初昇格を果たすと、8月14日のオリックス戦から16日の日本ハム戦にかけて3試合連続本塁打。森の魅力は打撃だが、それを活かすためにも、ポジションを争うライバルの炭谷銀仁朗から正捕手の座を奪わなければならない。守備では炭谷が上回るが、打撃では森がリードしている状況。守備に目をつぶってレギュラーで出場させれば、二桁本塁打も期待できるだけに、田辺徳雄監督も起用法に頭を悩ませそうだ。
その他にも小林誠司(巨人)、松井裕樹(楽天)、梅野隆太郎(阪神)なども飛躍が期待される。今年は何人の選手が2年目に活躍することができるのだろうか。