現地時間18日のマーリンズ戦に勝利し、連勝を7に伸ばしたニューヨーク・メッツ。この試合の最後に登板してセーブを挙げたアレックス・トーリスが被る“帽子”が話題になっている。
画像がそのトーリスと彼の被る帽子。メジャーリーグでは打球の頭部直撃による事故を防ぐために14年シーズンから使用が認められていた、頭部を守るための緩衝材が取り付けられた特殊な帽子である。
2012年に、当時アスレチックスのブランドン・マッカーシーが打球を受けて頭蓋骨骨折の重傷を負ったことをきっかけに投手の安全対策が論議され、それから導入が検討されてきたものであるが、作れども作れども選手からは不評。
マッカーシーは自らアドバイザーとなり開発に協力してきたものの「かぶる気はないね」とまさかの発言。「暑苦しいし、チクチクする。2、3年後にかぶっていることが気にならないような形状になってほしい」と苦言を呈し、ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショーも「かっこ悪いね」とバッサリ。
デザインはともかくとしても、頭に普段と違う重みを感じることで感覚の狂いやバランスに影響を及ぼす恐れもあるため、多くの投手は敬遠したが、トーリスはパドレス時代の14年から着用している。
この日、イェリッチを空振り三振に斬って取り、試合を締めたトーリスだったが、中継を見ていたファンの興味は帽子の方に集中。
「なんだこの帽子」
「ださい」
「マリオ出てきた」
と結果そっちのけで盛り上がった。
投手の安全保護は大きな問題であるが、果たして今後この帽子を被る選手は増えるのか。そして海をわたって日本にやってくる日が来るのか。今後の動向に注目だ。
画像がそのトーリスと彼の被る帽子。メジャーリーグでは打球の頭部直撃による事故を防ぐために14年シーズンから使用が認められていた、頭部を守るための緩衝材が取り付けられた特殊な帽子である。
2012年に、当時アスレチックスのブランドン・マッカーシーが打球を受けて頭蓋骨骨折の重傷を負ったことをきっかけに投手の安全対策が論議され、それから導入が検討されてきたものであるが、作れども作れども選手からは不評。
マッカーシーは自らアドバイザーとなり開発に協力してきたものの「かぶる気はないね」とまさかの発言。「暑苦しいし、チクチクする。2、3年後にかぶっていることが気にならないような形状になってほしい」と苦言を呈し、ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショーも「かっこ悪いね」とバッサリ。
デザインはともかくとしても、頭に普段と違う重みを感じることで感覚の狂いやバランスに影響を及ぼす恐れもあるため、多くの投手は敬遠したが、トーリスはパドレス時代の14年から着用している。
この日、イェリッチを空振り三振に斬って取り、試合を締めたトーリスだったが、中継を見ていたファンの興味は帽子の方に集中。
「なんだこの帽子」
「ださい」
「マリオ出てきた」
と結果そっちのけで盛り上がった。
投手の安全保護は大きな問題であるが、果たして今後この帽子を被る選手は増えるのか。そして海をわたって日本にやってくる日が来るのか。今後の動向に注目だ。