ニュース 2015.04.20. 00:37

今季2勝目を挙げたマー君 楽天時代の指揮官2人はどう見た?

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今季2勝目を挙げたヤンキースの田中将大[Getty Images]
 ヤンキースの田中将大が現地時間18日(日本時間19日)、レイズ戦に先発し7回を無失点に抑える好投を見せ今季2勝目(1敗)を挙げた。この日の投球について、楽天時代に田中を指導した野村克也氏と星野仙一氏が解説している。

 田中がルーキーイヤーの2007年から3年間指導した野村克也氏は19日に放送された『S1』(TBS系)に出演。野村氏は田中のストレートに注目した。

 まずは2回に投じたストレートについて「キャッチャーのミットがボンっと上に上がるじゃない。えらく球が走っているように見える」とし、「ストレートのキレがよさそうだね。ミットは嘘をつかない」と太鼓判を押した。

 さらに、5回には野村氏から教え込まれたアウトローのストレートでフォーサイスを見逃し三振。野村氏は「彼(田中)がまだ楽天にいる頃に、150キロのど真ん中と、130キロの外角低めと打たれるかと聞いた。今は、真ん中の150キロの球が打たれるよ。130キロの外角の低めの方が打たれない。それがピッチング」と解説している。

 6回一死二塁でデヘススに投じた4球目のストレートについても、「真っすぐが相当自信満々だね」と話せば、三振に仕留めた7球目のスライダーには「ナイスボール。コースもいい。キレもいい言うことない」と教え子を褒めちぎった。

 2011年からメジャー挑戦前の2013年までの3年間監督を務めた星野氏も、19日に放送された『サンデースポーツ』で、田中の投球の変化について言及。「これまでは、ツーシームやスプリットが多すぎたが、今日はストレートを使っていた」とストレートの割合が増えたと分析した。

 また星野氏は田中について「2試合続けてダメなピッチングはまずない投手。そういう意味では今日はまあまあかな」と少し厳しめの評価。それでも、「これからもっと上がってくる」と今後の活躍を期待した。

 かつての指揮官たちも注目する田中のピッチング。メジャー2年目を迎え、対戦相手も研究してくる中で、田中は昨季以上の投球を見せることができるのだろうか。

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