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今年も“投高打低”? プロ1年生たちの最初の1ヵ月

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1年目の4月からいきなり守護神として活躍しているDeNAの山崎康晃 ©BASEBALLKING 
 月が変わって5月。シーズン最初のひと月を終えたプロ野球界で、今年からプロの門を叩いた“1年生”ルーキーたちはどんな1ヵ月を過ごしたのか。

 中でもセンセーショナルな活躍を見せたのが、巨人のドラフト3位ルーキー・高木勇人。プロ初登板となった3月29日のDeNA戦でいきなり勝利を挙げると、2度目の登板となった4月5日の阪神戦ではプロ初完投・初完封。破竹の勢いで勝ち進んだ右腕は、5試合に投げて4勝負けなし、防御率は1.50。堂々たる成績を残し、月間MVPの最有力候補にも推されている。

 セ・リーグではもう一人、DeNAの山崎康晃が活躍。1年目の3月から守護神の座を射止めた22歳は、ここまでで8つのセーブをマーク。4月だけで7つのセーブを稼ぎ、14年に三上朋也がマークした球団新人の月間記録に並ぶなど、ルーキーのシーズン最初の月とは思えぬ落ち着きぶりでチームを支えた。

 一方で、プロ野球史上初の京大出身選手として大きな注目を集めたロッテの田中英祐がほろ苦い初マウンドを経験するなど、初勝利をマークできたのは4勝を挙げた巨人の高木のみという結果に。

 今月14日のデビューが有力視されている日本ハムのドラフト1位ルーキー・有原航平や、ファームで1勝1敗、防御率2.14を記録する西武のドラフト1位・高橋光成など、まだ二軍にいる注目選手たちの鮮烈なデビューに期待したい。

 また、野手ではそれほど目立って頭角を現す選手はまだ出てきていないものの、167センチの小兵ながら豪快な一発で「オリ姫デー」の本拠地を沸かせたオリックスの西野真弘や、プロ初アーチを初回先頭打者本塁打で飾って見せたロッテの中村奨吾など、終盤になって印象に残るプレーを見せる選手が出てきた。

 セでは10年の巨人・長野久義以来、パでは98年の西武・小関竜也以来生まれていないという野手の新人王へ名乗りを上げる選手の出現が待たれる。

 3・4月にデビューを果たした各球団の新人選手とその成績は以下の通り。

● オリックス
1位 山崎福也 / 投手
3試 0勝1敗 奪三7 防5.25

4位 高木伴 / 投手
2試 0勝0敗 奪三1 防0.00

7位 西野真弘 / 内野手
14試 率.286 本1 点7

● 日本ハム
5位 瀬川隼郎 / 投手
4試 0勝0敗 奪三2 防2.70

● ロッテ
1位 中村奨吾 / 内野手
14試 率.278 本1 点2

2位 田中英祐 / 投手
1試 0勝1敗 奪三3 防15.00

● 楽天
3位 福田将儀 / 外野手
19試 率.213 本0 点4

4位 ルシアノ・フェルナンド / 外野手
2試 率.000 本0 点0

5位 入野貴大 / 投手
3試 0勝0敗 奪三3 防9.54

● 巨人
2位 戸根千明 / 投手
10試 0勝0敗(セーブ1、ホールド1) 奪三12 防2.79

3位 高木勇人 / 投手
5試 4勝0敗 奪三25 防1.50

● 阪神
2位 石崎剛 / 投手
10試 0勝0敗(ホールド1) 奪三3 防7.20

3位 江越大賀 / 外野手
6試 率.111 本1 点3

● 広島
1位 野間峻祥 / 外野手
22試 率.258 本1 点5

● 中日
2位 浜田智博 / 投手
1試 0勝0敗 奪三2 防40.50

3位 友永翔太 / 外野手
3試 率.000 本0 点0

6位 井領雅貴 / 外野手
6試 率.000 本0 点0

9位 金子丈 / 投手
5試 0勝0敗 奪三8 防1.42

● DeNA
1位 山崎康晃 / 投手
13試 0勝1敗(セーブ8) 奪三17 防3.38

3位 倉本寿彦 / 内野手
24試 率.193 本0 点3

5位 山下幸輝 / 内野手
2試 .000 本0 点0

※デビューなし(ソフトバンク、西武、ヤクルト)
※成績は4月30日終了時点のもの。
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