○ DeNA 6 － 1 ヤクルト ●
＜7回戦・横浜＞

　DeNAが同率で並んでいたヤクルトを直接叩き、単独2位に浮上。投げては先発の久保が9回完投。打っては4番筒香が1発含む3安打3打点と、投打の役者が揃って活躍した。

　DeNAは初回、前日も先制2ランを放っている3番梶谷が、一死三塁からキッチリ犠牲フライを打ち上げ1点を先制。2－0の3回には、筒香がライトスタンド上段に飛び込む7号ソロを放ち加点した。筒香は5回にも、中押しとなる2点タイムリー二塁打を放ちこの日3打点。7回には好調・2番白崎が、ダメ押しとなる1号ソロを放った。

　2勝目を狙う久保は、初回から持ち前のテンポの良い投球が光り6回までパーフェクト。7回に先頭の山田にソロ弾を浴びたが、9回101球、2安打、9奪三振の快投で昨年9月9日以来となる完投勝利をマークした。

　お立ち台に上がった筒香は「（本塁打は）風も吹いていたので行ったと思いました」と今季7号に手応え十分。これで本塁打、打点数でリーグ1位に立ち「前を打つ打者に感謝したい。（チームは）すごくいい雰囲気できている」とチーム状況への手応えも口にした。

　筒香とともにお立ち台に上がった久保は「野手が点を取ってくれたので楽な展開になりました」と打撃陣の強力援護に感謝した。