● マーリンズ 2 － 3 ダイヤモンドバックス ○
＜現地時間5月18日　マーリンズ・パーク＞

　マーリンズのイチローは現地時間18日（日本時間19日）、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「8番・中堅」でスタメン出場。第1、第2打席で連続安打を放ち、ベーブ・ルースと並ぶ歴代42位のメジャー通算2873安打を記録した。

　ゼネラルマネジャーから転身した、ダン・ジェニングス新監督の初陣となったこの試合。起用法が注目されたイチローは、欠場したオズーナに代わり中堅で先発出場した。

　先頭で迎えた3回の第1打席は、粘ったあとの6球目を詰まりながらもレフト前へ。5回の第2打席も、二死走者なしの場面で低めの変化球をレフト線へポトリと落とし、これでベーブ・ルースとならぶメジャー通算2873安打とした。

　第3打席は三遊間へゴロを放つも間一髪アウト。二死走者なしで迎えた延長10回はセカンドのゴロに倒れ、13回の第5打席は四球で出塁したが、一旦セーフと判定された二盗が、チャレンジの末にアウトに変更された。この日は延長13回までフル出場し5打席を消化。4打数2安打1四球の内容で、打率は.287となった。

　マーリンズは0－2で迎えた7回、5番リアルミュートの2ランで試合を振り出しに戻したが、延長13回までもつれた接戦を落とし、新体制初戦を勝利で飾れなかった。

【メジャー通算安打の主な上位者】

1位：4256安打　ピート・ローズ
2位：4191安打　タイ・カッブ
3位：3771安打　ハンク・アーロン
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40位：2877安打　オマー・ビスケル
41位：2876安打　メル・オットー
42位：2873安打　ベーブ・ルース
42位：2873安打　イチロー