長年チームを支えた稲葉篤紀、金子誠が現役引退し、レギュラーだった大引啓次、小谷野栄一がFAで他球団へ移籍。昨季までも若手が多いチームだったが、ベテランが去り、さらに若返った。現在リーグ3位ではあるが、12球団で唯一開幕から一度もBクラスを経験していない。
その強さとして、エースと4番、軸となる選手がしっかりと機能していることが挙げられる。エースの大谷翔平は、6試合に登板し、無傷の6連勝。4月4日のオリックス戦から5月14日の西武戦にかけて35イニング連続無失点を記録した。これだけの投球を見せれば、勝ちが計算でき、大きな連敗をせずに済む。今季ワーストの連敗は4だが、これも大谷が足をつって登板ができなかった期間のもの。そして、この連敗を止めたのは、18日ぶりに一軍登板した大谷だった。投手・大谷はチームに必要不可欠な存在になっている。
昨季打点王のタイトルを獲得した中田翔は、打率こそ低いが、リーグ最多の13本塁打、打点もリーグ3位の32打点を挙げている。5月17日のオリックス戦ではソロ本塁打を含む猛打賞の活躍。3番を打つ陽岱鋼が故障で離脱し、中田にかかる期待は大きいが、4番打者としての役割を果たしている。
また、日本ハムは若手を積極的に使うことができる。上位にいるチームであればあるほど、レギュラーメンバーが固定され、若手のチャンスが限られてくる。だが、日本ハムは故障で開幕に間に合わなかった正捕手の大野奨太に代わり、開幕から近藤健介、石川亮といった若手を積極的に起用。センターの陽岱鋼が骨折した後には、二軍で打率.323を記録していたルーキーの浅間大基を昇格させ、その日にスタメンで起用した。積極的に起用するだけでなく、若手もチャンスをモノにし、結果的にチーム力をあげている。
稲葉、金子といったベテランが抜けても、エースと4番という軸が機能し、若手が次々と活躍しながら勝ち続ける。今後も日本ハムの戦いに目が離せなさそうだ。
その強さとして、エースと4番、軸となる選手がしっかりと機能していることが挙げられる。エースの大谷翔平は、6試合に登板し、無傷の6連勝。4月4日のオリックス戦から5月14日の西武戦にかけて35イニング連続無失点を記録した。これだけの投球を見せれば、勝ちが計算でき、大きな連敗をせずに済む。今季ワーストの連敗は4だが、これも大谷が足をつって登板ができなかった期間のもの。そして、この連敗を止めたのは、18日ぶりに一軍登板した大谷だった。投手・大谷はチームに必要不可欠な存在になっている。
昨季打点王のタイトルを獲得した中田翔は、打率こそ低いが、リーグ最多の13本塁打、打点もリーグ3位の32打点を挙げている。5月17日のオリックス戦ではソロ本塁打を含む猛打賞の活躍。3番を打つ陽岱鋼が故障で離脱し、中田にかかる期待は大きいが、4番打者としての役割を果たしている。
また、日本ハムは若手を積極的に使うことができる。上位にいるチームであればあるほど、レギュラーメンバーが固定され、若手のチャンスが限られてくる。だが、日本ハムは故障で開幕に間に合わなかった正捕手の大野奨太に代わり、開幕から近藤健介、石川亮といった若手を積極的に起用。センターの陽岱鋼が骨折した後には、二軍で打率.323を記録していたルーキーの浅間大基を昇格させ、その日にスタメンで起用した。積極的に起用するだけでなく、若手もチャンスをモノにし、結果的にチーム力をあげている。
稲葉、金子といったベテランが抜けても、エースと4番という軸が機能し、若手が次々と活躍しながら勝ち続ける。今後も日本ハムの戦いに目が離せなさそうだ。