○ ドジャース 8 - 0 ブレーブス ●
<現地時間5月26日 ドジャー・スタジアム>
ドジャースのクレイトン・カーショーが現地時間26日(日本時間27日)、本拠地でのブレーブス戦に先発登板。7回無失点の好投で、今シーズンの3勝目(3敗)を挙げた。
昨シーズンは、27試合の登板で21勝3敗。防御率は1.77と主要2部門でリーグトップの数字を叩き出し、奪三振も239個でリーグ3位。
圧倒的な成績を残し、投手最高の栄誉「サイ・ヤング賞」を2年連続で受賞。さらに、ナ・リーグの投手としては46年ぶりとなるシーズンMVPも獲得し、MLB史上11人目となるMVPとサイヤング賞をW受賞という快挙。“最強左腕”の名をほしいままにした。
ところが、今シーズンは開幕戦で勝利を逃すと、2戦目のダイヤモンドバックス戦では7回途中6失点(自責5)と珍しく炎上。結局4月は5試合で1勝2敗と負け越し、5月もこの試合前までの時点で1勝1敗、月間防御率5.00と苦しい投球が続いていた。
そんな中、迎えたこの日のブレーブス戦。最強左腕が久々に躍動する。
初回に三振を2つ奪い、三者凡退の立ち上がりを決めると、そこから4回まで一人の走者も出さないパーフェクトピッチングを披露。
5回、先頭のニック・マーカーキスに安打を許すと、アンドレルトン・シモンズにも安打を浴びてピンチを招くが、落ち着いて後続を斬り、スコアボードに0を刻む。
味方の援護にも守られたカーショーは、6回以降も調子を落とすことなく、安打こそ許しながらも1イニング2個のペースで三振を奪い、7回を投げ切ったところでお役御免。被安打4、無四球の10奪三振でマウンドを降りた。
その後はJ.P.ハウエル、セルジオ・サントスと繋いでリードを守ったドジャースが8-0で快勝。カーショーが3勝目を挙げた。
今年一番の快投で、復調への兆しを見せたカーショー。思い返せば、圧倒的な印象を残した昨シーズンも、エンジンがかかってきたのはこの時期だった。
昨年は故障で4月をほぼ棒に振ったこともあり、5月終了時点では3勝2敗に留まっていたカーショー。しかし、6月にノーヒッターを含む月間6勝をマークすると、6月以降は18勝1敗と驚異的なペースで白星を上積み。まるで5月までが調整であったのかの如く勝ちまくった。
果たして、今年もここからカーショーの連勝ロードの幕が開くのか――。次回以降の登板へ期待がふくらむ。
<現地時間5月26日 ドジャー・スタジアム>
ドジャースのクレイトン・カーショーが現地時間26日(日本時間27日)、本拠地でのブレーブス戦に先発登板。7回無失点の好投で、今シーズンの3勝目(3敗)を挙げた。
昨シーズンは、27試合の登板で21勝3敗。防御率は1.77と主要2部門でリーグトップの数字を叩き出し、奪三振も239個でリーグ3位。
圧倒的な成績を残し、投手最高の栄誉「サイ・ヤング賞」を2年連続で受賞。さらに、ナ・リーグの投手としては46年ぶりとなるシーズンMVPも獲得し、MLB史上11人目となるMVPとサイヤング賞をW受賞という快挙。“最強左腕”の名をほしいままにした。
ところが、今シーズンは開幕戦で勝利を逃すと、2戦目のダイヤモンドバックス戦では7回途中6失点(自責5)と珍しく炎上。結局4月は5試合で1勝2敗と負け越し、5月もこの試合前までの時点で1勝1敗、月間防御率5.00と苦しい投球が続いていた。
そんな中、迎えたこの日のブレーブス戦。最強左腕が久々に躍動する。
初回に三振を2つ奪い、三者凡退の立ち上がりを決めると、そこから4回まで一人の走者も出さないパーフェクトピッチングを披露。
5回、先頭のニック・マーカーキスに安打を許すと、アンドレルトン・シモンズにも安打を浴びてピンチを招くが、落ち着いて後続を斬り、スコアボードに0を刻む。
味方の援護にも守られたカーショーは、6回以降も調子を落とすことなく、安打こそ許しながらも1イニング2個のペースで三振を奪い、7回を投げ切ったところでお役御免。被安打4、無四球の10奪三振でマウンドを降りた。
その後はJ.P.ハウエル、セルジオ・サントスと繋いでリードを守ったドジャースが8-0で快勝。カーショーが3勝目を挙げた。
今年一番の快投で、復調への兆しを見せたカーショー。思い返せば、圧倒的な印象を残した昨シーズンも、エンジンがかかってきたのはこの時期だった。
昨年は故障で4月をほぼ棒に振ったこともあり、5月終了時点では3勝2敗に留まっていたカーショー。しかし、6月にノーヒッターを含む月間6勝をマークすると、6月以降は18勝1敗と驚異的なペースで白星を上積み。まるで5月までが調整であったのかの如く勝ちまくった。
果たして、今年もここからカーショーの連勝ロードの幕が開くのか――。次回以降の登板へ期待がふくらむ。