ヤクルト 5 － 5 日本ハム
＜2回戦・神宮＞

　ヤクルトが9回二死から同点に追いつき延長12回引き分け。「6番・左翼」で初スタメンとなった新外国人・デニングが、9回に同点打を放ちチームを救った。

　ヤクルトは1点を追う9回、二死二塁のチャンスを作ると、ここまでヒットのなかったデニングが、起死回生の同点タイムリーをライト前へ運んだ。送球間に二塁を狙ったデニングはタッチアウトとなったが、窮地を救った新助っ人は本拠地ファンから大歓声を浴びた。

　試合は5－5で延長戦に突入。ヤクルト12回、日本ハム8番手の白村を攻め一死満塁のチャンスを作ったが、8番西田、途中出場の西浦がいずれも内野ゴロに倒れた。

　対する日本ハムは6回、代打・大谷の内野ゴロの間に1点を勝ち越し、さらに2番中島のタイムリーで5－3としたが、救援陣がリードを守れなかった。