西武の勝利の方程式といえば、増田達至、高橋朋己の『88年世代』の2人が開幕から務めている。
8回を任されている増田は大学、社会人を経て12年ドラフト1位で入団。新人から2年連続で40試合以上登板している。今季もここまで23試合に登板し、17ホールドはリーグ1位の成績。時折、大量失点してしまうシーンも見られるが、長年チームの課題となっていた抑えに繋ぐポジションを見事に果たしている。
守護神の高橋朋も、増田同様に大学、社会人を経て12年ドラフト4位で入団した。昨季途中から抑えに配置転換となり、29セーブをマーク。今季は開幕3連戦で3試合連続セーブを記録するなど、リーグ1位の15セーブを挙げている。
8回と9回は固定できているが、7回のところで苦しんでいる印象だ。春先は新外国人のバスケスが務めていたが、21日に一軍登録を抹消。その後は、武隈祥太が増田の前を投げている。
ただ、この男の存在も忘れてはならないだろう。10年ドラフト1位で入団した大石達也だ。同学年の高橋朋、増田が勝ちパターンを任されている中、将来の抑え候補として期待された大石は、右肩痛などもあり思うような結果を残せず、5年目を迎えている。
開幕二軍スタートとなったが、22日に今季初昇格。2年ぶりに一軍登板を果たした24日の楽天戦で、1回1/3を無失点に抑える投球を披露。ストレートのスピードは大学時代に比べると、落ちている。それでも、28日の巨人戦、30日の阪神戦とランナーを出しながらも1イニングを無失点に抑えている。
また武隈、岡本篤志といったライバルもおり大石は、結果を残し続けて、そのポジションを自ら奪わなければいけない立場にいる。大石は勝利の方程式の一角に入ることができるのだろうか。
今季成績:3試 0勝0敗 防0.00
増田達至
今季成績:23試 0勝2敗17H 防3.04
高橋朋己
今季成績:20試 0勝0敗15S 防1.35
8回を任されている増田は大学、社会人を経て12年ドラフト1位で入団。新人から2年連続で40試合以上登板している。今季もここまで23試合に登板し、17ホールドはリーグ1位の成績。時折、大量失点してしまうシーンも見られるが、長年チームの課題となっていた抑えに繋ぐポジションを見事に果たしている。
守護神の高橋朋も、増田同様に大学、社会人を経て12年ドラフト4位で入団した。昨季途中から抑えに配置転換となり、29セーブをマーク。今季は開幕3連戦で3試合連続セーブを記録するなど、リーグ1位の15セーブを挙げている。
8回と9回は固定できているが、7回のところで苦しんでいる印象だ。春先は新外国人のバスケスが務めていたが、21日に一軍登録を抹消。その後は、武隈祥太が増田の前を投げている。
ただ、この男の存在も忘れてはならないだろう。10年ドラフト1位で入団した大石達也だ。同学年の高橋朋、増田が勝ちパターンを任されている中、将来の抑え候補として期待された大石は、右肩痛などもあり思うような結果を残せず、5年目を迎えている。
開幕二軍スタートとなったが、22日に今季初昇格。2年ぶりに一軍登板を果たした24日の楽天戦で、1回1/3を無失点に抑える投球を披露。ストレートのスピードは大学時代に比べると、落ちている。それでも、28日の巨人戦、30日の阪神戦とランナーを出しながらも1イニングを無失点に抑えている。
また武隈、岡本篤志といったライバルもおり大石は、結果を残し続けて、そのポジションを自ら奪わなければいけない立場にいる。大石は勝利の方程式の一角に入ることができるのだろうか。
大石、増田、高橋朋の今季成績
大石達也今季成績:3試 0勝0敗 防0.00
増田達至
今季成績:23試 0勝2敗17H 防3.04
高橋朋己
今季成績:20試 0勝0敗15S 防1.35