● フィリーズ 5 － 7 ジャイアンツ ○
＜現地時間6月6日　シチズンズバンク・パーク＞

　ジャイアンツの青木宣親は現地時間6日（日本時間7日）、敵地でのフィリーズ戦に「1番・左翼」で先発出場。今季5度目の猛打賞含む2四死球で、5打席連続出塁。さらに守備でも捕殺を記録するなど、攻守に渡る大活躍でチームの連勝に貢献した。

　体調不良もあり、前日の試合を欠場した青木。この日は再び定位置に戻り、バットでも全快をアピールした。

　初回は死球で出塁すると、後続の連打で先制のホームイン。2回の第2打席ではセンター前ヒットを放ち、自身4試合連続安打を記録した。

　4－0で迎えた3回の第3打席は、二死満塁の好機で打席へ。直前にマウンドに上がったフィリーズの2番手・マゴワンの3球目を叩くと、これがセンターへの2点タイムリーとなり、10戦ぶりとなる打点をマークした。

　止まらない青木は、5回の第4打席も四球で出塁。7回の第5打席でも3安打目となるレフト前ヒットを放ち、この日は3打数3安打2打点と大暴れ。さらに2四死球で全打席出塁を果たし、打率を.324に上げた。

　さらに2回の守備でも、レフト線を襲った打球を素早く処理し二塁へ好返球。これがアウトとなり、先発・バムガーナーの今季5勝目をアシストした。