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決勝3ランの日ハム・矢野 声を震わせ「今までなら代えられていた」

○ 日本ハム 3 - 1 DeNA ●
<3回戦・札幌ドーム>

 日本ハムが連日の接戦をモノにし、リーグ戦&交流戦首位の座をガッチリとキープ。1点ビハインドの6回、この日も「6番・指名打者」でスタメン出場した矢野が移籍後1号となる逆転3ランを放ち、中1日で上がったお立ち台では、声を震わせるシーンもあった。

 常勝チームで培った勝負強さを、ここぞという場面で如何なく発揮した。日本ハムは0-1で迎えた6回、ここまで無得点に封じられていたDeNA先発の砂田から一死一、二塁の好機を作ると、打席にはトレード加入以降、3試合連続のスタメン出場となった矢野。

 DeNAベンチはここで、左腕の砂田から右腕の平田にスイッチするも、日本ハムベンチは動かず、矢野にそのまま託した。すると1打席の重みを知るベテランは、甘く入った初球の変化球をフルスイング。打球は綺麗な放物線を描き舞い上がると、この日も紫色に染まったレフトスタンド中段へ吸い込まれた。

 この一撃で、6回まで1失点に凌いでいた先発・大谷に勝利投手の権利が発生。大谷は8回に下半身の違和感を訴え緊急降板したが、あとを受けた谷元、宮西、増井が好リリーフで凌ぎ、大谷は12球団単独トップとなる8勝目(1敗)。最後を締めた増井は18セーブ目を手にした。

 チーム加入後、早くも2度目のお立ち台に上がった矢野は、珍しく声を震わせながら「(6回の好機は)今までなら打席にも立てなかった。代えられていたと思う」と、そのまま託してくれた首脳陣に感謝した。

 さらに「毎日、声をかけてくれる監督やコーチ、トレーナーさんがいて、その期待に応えたいと思って、気合入れて行きました」と、温かく迎えてくれたチームスタッフへの感謝を続けた。

 決勝弾については「真芯だったので(感触は)最高でした」と笑顔。最後は恒例となった「ファイターズ最高!」の絶叫締めで、この日も新天地ファンからの拍手喝采を浴びた。
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