今年から試合数が縮小され、より“リーグ対抗戦”の色が濃くなった交流戦。各球団単位での争いがなくなったことで、これまであった「優勝」という概念は消失し、リーグの中で賞金を争う形となった。
13日、パ・リーグ球団が4勝を積み上げ、通算成績でパが54勝、セが43勝。残り試合をセ・リーグ球団が全勝してもパを上回ることができなくなったため、パの交流戦6年連続勝ち越しが決定した。
これにより、パ・リーグは賞金と秋に行われるドラフト会議における「リーグ優先権」を獲得。2位指名以下での指名順が先になる。
賞金に関しては、リーグ内の勝率1位球団に1000万円、2位は500万円、3位は400万円...といった具合。そして、リーグに関係なく、交流戦全体勝率1位球団に500万円が贈られる。現状で当てはめてみると、以下のようになる。
1位 .667 日本ハム 16=10-5-1(残2)【1500万円】
2位 .647 ソフトバンク 17=11-6-0(残1)【500万円】
3位 .600 西武 17=9-6-2(残1)【400万円】
4位 .529 楽天 17=9-8-0(残1)【300万円】
5位 .500 ロッテ 16=8-8-0(残2)【200万円】
6位 .412 オリックス 17=7-10-0(残1)【100万円】
楽天、ロッテが残り試合を全勝し、西武が敗れたとしても逆転が不可能なため、この時点で日本ハム、ソフトバンク、西武の3位以上は確定。上位争いは現時点では日本ハムがリーグ内でも全体でも勝率1位につけているものの、上位3チームに逆転首位の可能性が残されているという状況だ。
日本ハムは残り2試合を1勝1分以上でいけば、他チームの成績に関係なく逃げ切りが確定。ソフトバンクは最終戦に勝利し、日本ハムが残りの2試合で1敗を喫した時点で逆転首位。西武は最終戦に勝利し、ソフトバンクが負け、日本ハムが2連敗の時のみ逆転で首位となる。
ちなみに、賞金はもちろんのこと、交流戦MVPも勝ち越しリーグの勝率1位チームから選出されることが決まっているため、個人の戦いという部分でも最終的な順位が大きく関わってくる。
新しく生まれ変わった交流戦で、一番“美味しい”思いをするのはどのチームか。最後まで目が離せない。
13日、パ・リーグ球団が4勝を積み上げ、通算成績でパが54勝、セが43勝。残り試合をセ・リーグ球団が全勝してもパを上回ることができなくなったため、パの交流戦6年連続勝ち越しが決定した。
これにより、パ・リーグは賞金と秋に行われるドラフト会議における「リーグ優先権」を獲得。2位指名以下での指名順が先になる。
賞金に関しては、リーグ内の勝率1位球団に1000万円、2位は500万円、3位は400万円...といった具合。そして、リーグに関係なく、交流戦全体勝率1位球団に500万円が贈られる。現状で当てはめてみると、以下のようになる。
1位 .667 日本ハム 16=10-5-1(残2)【1500万円】
2位 .647 ソフトバンク 17=11-6-0(残1)【500万円】
3位 .600 西武 17=9-6-2(残1)【400万円】
4位 .529 楽天 17=9-8-0(残1)【300万円】
5位 .500 ロッテ 16=8-8-0(残2)【200万円】
6位 .412 オリックス 17=7-10-0(残1)【100万円】
楽天、ロッテが残り試合を全勝し、西武が敗れたとしても逆転が不可能なため、この時点で日本ハム、ソフトバンク、西武の3位以上は確定。上位争いは現時点では日本ハムがリーグ内でも全体でも勝率1位につけているものの、上位3チームに逆転首位の可能性が残されているという状況だ。
日本ハムは残り2試合を1勝1分以上でいけば、他チームの成績に関係なく逃げ切りが確定。ソフトバンクは最終戦に勝利し、日本ハムが残りの2試合で1敗を喫した時点で逆転首位。西武は最終戦に勝利し、ソフトバンクが負け、日本ハムが2連敗の時のみ逆転で首位となる。
ちなみに、賞金はもちろんのこと、交流戦MVPも勝ち越しリーグの勝率1位チームから選出されることが決まっているため、個人の戦いという部分でも最終的な順位が大きく関わってくる。
新しく生まれ変わった交流戦で、一番“美味しい”思いをするのはどのチームか。最後まで目が離せない。