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本領発揮? 広島を後押しするジンクスとは…

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現在リーグ5位、広島の緒方孝市監督©BASEBALLKING
 開幕前に優勝候補と呼ばれながら、開幕から躓き現在5位の広島。それでも、上位チームが星を伸ばせていないこともあり、首位とは3.5ゲーム差。まだまだ、優勝を諦めるような展開ではない。

 また広島はオープン戦、3勝7敗2分で最下位だったが、2000年以降、01年の近鉄、08年の巨人とオープン戦最下位だったチームが7年周期でリーグ優勝している。このジンクスでいくと今年、広島が優勝する年に当てはまる。

 春先は大きく負け越したが、風が広島に吹きつつある。19勝26の最下位で苦手の交流戦に突入した。昨季は首位で挑んだ交流戦だが、9連敗などもあり9勝15敗と負け越し、2位に転落。嫌なイメージが強い交流戦で今年は、巨人、DeNAといった上位球団が苦しむ中、9勝9敗と5割で終えた。

 気が付けば、離されていた上位とのゲーム差も詰まり、24年ぶりのリーグ優勝も夢ではなくなってきている。打線は開幕から打撃不振が続いていた丸佳浩、菊池涼介の2人が復調気味。特に丸は最近5試合、打率.579、2本塁打7打点と打率3割を記録した去年の勢いを取り戻しつつある。中軸も故障で出遅れていた主砲のエルドレッドが復帰し、シーズン途中に加入したシアーホルツもチーム2位の6本塁打。8年ぶりに復帰したベテランの新井貴浩も、4番にどっしりと座るなど、チーム打率.262、275得点、54本塁打はリーグ1位の成績だ。

 投手陣もエース・前田健太が6勝、黒田博樹が6勝、ジョンソンが7勝と先発を任されている3人がしっかりとチームに勝ちをもたらしている。4番手以降の野村祐輔、福井優也が安定する試合が増えていけば、リーグ屈指の先発投手陣となりそうだ。

 課題とされていたリリーフ陣は、先発の大瀬良大地が交流戦終盤からリリーフに配置転換。転向したばかりで失点することは多いが、27日の中日戦では1点リードの8回から登板し、1回を無失点に抑えプロ初ホールドを記録した。大瀬良が、このポジションで結果を残すことができれば、勝ちパターンのリリーフも安定感が出て来る。

 一時はリーグ優勝が厳しいのではないかと思われたが、良い位置につけている。広島は、00年以降オープン戦最下位のチームが7年周期で優勝するというジンクスを継続することができるだろうか。
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