ニュース 2015.07.01. 05:45

大谷vs雄星!“花巻東争い”の決着は…6月の月間MVPは誰だ!?

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日本ハム・大谷翔平(左)と西武・菊池雄星 ©BASEBALLKING
 6月も終了し、あっという間に1年の半分が終わった日本列島。交流戦の後半戦からリーグ戦の再開というペナントのターニングポイントとも言える月を終え、気になるのが月間MVP争いだ。

 両リーグとも6月22日に発表された月間MVP候補選手から漏れていた選手が争いに割って入ってくるなど、最後まで熾烈を極めた各部門の争い。果たして、月間MVPの称号と賞金30万円を手にするのはどの選手なのか…。その候補となりそうな選手と、確定した6月の成績を以下にまとめた。

パ・投手部門『花巻東争い勃発!?』

大谷翔平(日) 防0.78 3試/2勝1敗 23回 奪三30 完投・完封1(◎)
菊池雄星(西) 防0.93 4試/3勝1敗 29回 奪三29(○)
武田翔太(ソ) 防1.00 4試/3勝0敗 27回 奪三25 完投・完封1
金子千尋(オ) 防2.33 4試/2勝2敗 27回 奪三振23
美馬 学(楽) 防2.78 4試/2勝1敗 22回2/3 奪三18
石川 歩(ロ) 防3.58 4試/3勝1敗 27回2/3 奪三22 完投・完封1
クルーズ(楽) 防0.00 11試/0勝0敗 11回 奪三8 ホールド6
松井裕樹(楽) 防1.13 8試/0勝0敗 8回 奪三17 セーブ7・ホールド1

 パの投手部門をリードするのは、花巻東高校からプロ入りした2人の“怪物”。防御率の大谷か、勝利数の菊池か…。どんな決着が下るのかに注目が集まる。

 大谷は他の先発陣よりも1試合登板が少ない分、投球回も23回と少ない。ただ、そのイニング数が少ないという点も、リーグ最多の30奪三振を記録したことをより輝かせる要因となっている。大谷が今年2度目の月間MVPへ、半歩ほどリードしていると言えそうだ。


パ・野手『イチローに並んだ男』

秋山翔吾(西) 率.448(96-43) 本2 点10 盗3(◎)
柳田悠岐(ソ) 率.446(74-33) 本5 点13 盗8
牧田明久(楽) 率.370(73-27) 本1 点7 盗1
李 大浩(ソ) 率.346(81-28) 本5 点15 盗0
安達了一(オ) 率.338(68-23) 本2 点6 盗3
松田宣浩(ソ) 率.338(80-27) 本8 点21 盗0
角中勝也(ロ) 率.329(85-28) 本1 点13 盗1
中村剛也(西) 率.329(82-27) 本6 点15 盗0
メヒア (西) 率.286(77-22) 本7 点24 盗0

 首位打者争いで壮絶なデットヒートを繰り広げる“88年世代”の2人が、月間MVP争いでも僅差での争いを見せた。

 争いは熾烈を極めたが、ここは西武の秋山が今年2度目の月間MVPへ向けてリードしていると言える。打率はリーグトップの.448を記録し、3・4月、5月に続いての40安打をクリア。2カ月連続の40安打超えはあのイチロー以来という快挙のおまけ付き。この“イチロー以来”という箔は印象度としても大きく、選考にも作用してくることだろう。

 柳田は本塁打も5本放ち、盗塁はリーグトップの8個と申し分ない成績を残したが、相手が悪かった。


セ・投手『助っ投による“伝統の一戦”・番外編』

メッセンジャー(神)防0.87 4試/2勝0敗 31回 奪三29(○)
マイコラス(巨)防1.16 4試/3勝1敗 31回 奪三23  完投2・完封1(◎)
黒田博樹(広) 防1.47 4試/2勝1敗 30回2/3 奪三26 完投1
古野正人(ヤ) 防1.93 4試/3勝0敗 23回1/3 奪三13
久保康友(De) 防2.57 4試/2勝0敗 28回 奪三24 完投・完封1
ジョンソン(広)防2.67 4試/3勝1敗 27回 奪三21
藤浪晋太郎(神)防2.70 4試/3勝0敗 26回2/3 奪三33

 セの投手も飛び抜けた投手が不在で混迷を極めているが、巨人と阪神の助っ投の二択となりそうだ。

 マイコラスはリーグトップの3勝を記録し、かつ完投が2度、完封も1つ記録している点が強み。メッセンジャーは31回を投げて防御率0.87という安定感が光るが、勝ち数で及ばなかった点でやや劣勢か。


セ・野手『月間四冠王誕生』

畠山和洋(ヤ) 率.378(74-28) 本8 点23 盗0(◎)
バルディリス(De)率.367(60-22) 本1 点8 盗0
川端慎吾(ヤ) 率.341(82-28) 本0 点10 盗0
マートン(神) 率.328(67-22) 本2 点5 盗0
和田一浩(中) 率.328(64-21) 本2 点8 盗0
坂本勇人(巨) 率.319(72-23) 本2 点7 盗0
福留孝介(神) 率.311(74-23) 本6 点11 盗0
山田哲人(ヤ) 率.308(78-24) 本7 点16 盗0

 セの打者部門は、ヤクルトの畠山が大本命。決まりと言っても過言ではないかもしれない。

 打率(.378)、本塁打(8)、打点(23)、安打数(28)、二塁打数(7)、長打率(.797)、OPS(1.232)がリーグトップ(タイも含む)と圧倒的な成績を誇り、勝利打点数(3)やマルチ安打回数(9)といった細かいところでもトップの数字を残した。

 表彰で言うと首位打者、本塁打王、打点王、最多安打の四冠。得点数(16)、出塁率(.435)もリーグ2位につけており、他の追随を許さない。文句なしの成績とはまさにこのことだ。

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