ホワイトソックスのエース左腕クリス・セールがメジャー史上2人目の快挙を達成した。
現地時間6月30日(日本時間7月1日)、敵地でのカージナルス戦で先発したセールは、最速156キロの速球を武器にカージナルス打線を翻弄。2回から3回にかけて5者連続三振を記録するなど、この日も快投を披露する。
4回、先頭のグリチックに被弾して同点に追いつかれるも、動揺を見せることなく安定した投球でアウトを重ねていくセール。迎えた6回、無死二塁のピンチでペラルタを空振り三振に斬って取り、この試合10個目の三振を記録する。この三振で、現地時間5月23日のメッツ戦から8試合連続での2ケタ奪三振となり、1999年のペドロ・マルチネス(レッドソックス)以来、史上2人目の快挙を達成した。
結局、セールは8回まで投げて被安打6、与四球1つで12奪三振、1失点の好投。同点のままマウンドを降りたため白星こそつかなかったが、チームは延長の末2-1で勝利を収めている。
開幕前には、自身の引っ越し作業中に足を負傷して開幕戦での登板が不可能となるなど、なにかとお騒がせだった26歳。復帰後も2ケタ奪三振を記録したのは6度目の登板と、らしくない投球が続いていただけに不安の声もあったが、ここに来てエースとしての真価を発揮している。
特に、続けて2ケタ奪三振を記録しているここ8戦の成績は、60回を投げて奪った三振は97。奪三振率は14.55を誇り、防御率は1.80と驚異的な成績を残している。
ちなみに、1999年のペドロ・マルティネスといえば、キャリアハイのシーズン313奪三振を記録し、最初のサイヤング賞を獲得したシーズン。連続2ケタ奪三振は、9度目の登板で途切れた。
“ランディ・ジョンソン二世”との呼び声も高い奪三振マシーンは、ペドロ超えを果たせるか――。セールの次回登板から目が離せない。
・5月28日 vsオリオールズ 7回2/3 12奪三振 無失点(○)
・6月3日 vsレンジャーズ 7回 13奪三振 無失点(○)
・6月8日 vsアストロズ 8回 14奪三振 無失点(○)
・6月14日 vsレイズ 6回2/3 12奪三振 2失点(●)
・6月19日 vsレンジャーズ 8回 14奪三振 無失点(-)
・6月24日 vsツインズ 6回2/3 10奪三振 6失点(●)
・6月30日 vsカージナルス 8回 12奪三振 1失点(-)
現地時間6月30日(日本時間7月1日)、敵地でのカージナルス戦で先発したセールは、最速156キロの速球を武器にカージナルス打線を翻弄。2回から3回にかけて5者連続三振を記録するなど、この日も快投を披露する。
4回、先頭のグリチックに被弾して同点に追いつかれるも、動揺を見せることなく安定した投球でアウトを重ねていくセール。迎えた6回、無死二塁のピンチでペラルタを空振り三振に斬って取り、この試合10個目の三振を記録する。この三振で、現地時間5月23日のメッツ戦から8試合連続での2ケタ奪三振となり、1999年のペドロ・マルチネス(レッドソックス)以来、史上2人目の快挙を達成した。
結局、セールは8回まで投げて被安打6、与四球1つで12奪三振、1失点の好投。同点のままマウンドを降りたため白星こそつかなかったが、チームは延長の末2-1で勝利を収めている。
開幕前には、自身の引っ越し作業中に足を負傷して開幕戦での登板が不可能となるなど、なにかとお騒がせだった26歳。復帰後も2ケタ奪三振を記録したのは6度目の登板と、らしくない投球が続いていただけに不安の声もあったが、ここに来てエースとしての真価を発揮している。
特に、続けて2ケタ奪三振を記録しているここ8戦の成績は、60回を投げて奪った三振は97。奪三振率は14.55を誇り、防御率は1.80と驚異的な成績を残している。
ちなみに、1999年のペドロ・マルティネスといえば、キャリアハイのシーズン313奪三振を記録し、最初のサイヤング賞を獲得したシーズン。連続2ケタ奪三振は、9度目の登板で途切れた。
“ランディ・ジョンソン二世”との呼び声も高い奪三振マシーンは、ペドロ超えを果たせるか――。セールの次回登板から目が離せない。
セールの8試合連続2ケタ奪三振
・5月24日 vsツインズ 8回 10奪三振 4失点(●)・5月28日 vsオリオールズ 7回2/3 12奪三振 無失点(○)
・6月3日 vsレンジャーズ 7回 13奪三振 無失点(○)
・6月8日 vsアストロズ 8回 14奪三振 無失点(○)
・6月14日 vsレイズ 6回2/3 12奪三振 2失点(●)
・6月19日 vsレンジャーズ 8回 14奪三振 無失点(-)
・6月24日 vsツインズ 6回2/3 10奪三振 6失点(●)
・6月30日 vsカージナルス 8回 12奪三振 1失点(-)