2日に行われたヤクルト対阪神戦で、ヤクルトが勝利し、首位に浮上した。セ・リーグは再び勝率5割のチームが首位に立ったが、このままのペースでペナントレースが進んでいくと、勝率5割を少し超えたチームがリーグ優勝ということも十分に考えられる。
1リーグ時代とパ・リーグ前後期時代(73年~82年)を除いて、2リーグ制後リーグ優勝チームの勝率が最も低かったのは、73年の巨人。66勝60敗4分、勝率.524だ。この年は巨人がV9を達成したシーズン。主軸には三冠王を獲得した王貞治や翌年現役を引退した長嶋茂雄などが主力で活躍していた。日本シリーズでは南海と対戦し、初戦を落とすも4連勝で日本一に輝いている。
2番目に低かったのが、92年のヤクルト。8月まで首位を快走していたが、9月に1分を挟んで9連敗。一時は3位に転落したが、10月10日の阪神戦に勝利し、14年ぶり2度目のリーグ優勝を達成した。この年のヤクルトは、69勝61敗、勝率.531の成績だった。
3番目は70勝61敗4分、勝率.534でリーグ優勝した98年の西武。2連覇を目指していた西武は苦戦し、一時は首位を走っていた日本ハムに10ゲーム差離されたほど。しかし、8月に入ると日本ハムが失速し、西武、日本ハム、近鉄、ダイエーの4チームで優勝争いを展開。結局9月、10月を勝ち越した西武がリーグ2連覇を果たした。
勝率5割を切るチームがリーグ優勝ということはさすがにないだろうが、今季はリーグ優勝チームの勝率が歴代ワーストとなりそうな雰囲気はある。
成績:66勝60敗4分 勝率.524
2位 ヤクルト(1992年)
成績:69勝61敗1分 勝率.531
3位 西武(1998年)
成績:70勝61敗4分 勝率.534
4位 巨人(1994年)☆
成績:70勝60敗 勝率.538
5位 西武(2008年)☆
成績:76勝64敗4分 勝率.543
※パ・リーグ前後期制の時代(73年~82年)は含まない
☆は日本一達成チーム
1リーグ時代とパ・リーグ前後期時代(73年~82年)を除いて、2リーグ制後リーグ優勝チームの勝率が最も低かったのは、73年の巨人。66勝60敗4分、勝率.524だ。この年は巨人がV9を達成したシーズン。主軸には三冠王を獲得した王貞治や翌年現役を引退した長嶋茂雄などが主力で活躍していた。日本シリーズでは南海と対戦し、初戦を落とすも4連勝で日本一に輝いている。
2番目に低かったのが、92年のヤクルト。8月まで首位を快走していたが、9月に1分を挟んで9連敗。一時は3位に転落したが、10月10日の阪神戦に勝利し、14年ぶり2度目のリーグ優勝を達成した。この年のヤクルトは、69勝61敗、勝率.531の成績だった。
3番目は70勝61敗4分、勝率.534でリーグ優勝した98年の西武。2連覇を目指していた西武は苦戦し、一時は首位を走っていた日本ハムに10ゲーム差離されたほど。しかし、8月に入ると日本ハムが失速し、西武、日本ハム、近鉄、ダイエーの4チームで優勝争いを展開。結局9月、10月を勝ち越した西武がリーグ2連覇を果たした。
勝率5割を切るチームがリーグ優勝ということはさすがにないだろうが、今季はリーグ優勝チームの勝率が歴代ワーストとなりそうな雰囲気はある。
2リーグ制後、リーグ優勝チーム勝率ワースト5
1位 巨人(1973年)☆成績:66勝60敗4分 勝率.524
2位 ヤクルト(1992年)
成績:69勝61敗1分 勝率.531
3位 西武(1998年)
成績:70勝61敗4分 勝率.534
4位 巨人(1994年)☆
成績:70勝60敗 勝率.538
5位 西武(2008年)☆
成績:76勝64敗4分 勝率.543
※パ・リーグ前後期制の時代(73年~82年)は含まない
☆は日本一達成チーム