ニュース 2015.07.06. 12:05

4点取られたら負け…巨人「リスタート」の足を引っ張る12球団最弱打線

 リーグ戦再開から2週間、野球界ではセ・リーグが大変なことになっている。

 現在首位の阪神から4位ヤクルトまでが1.5差内にひしめく大混戦。3日の試合終了後には、全チームが借金を背負うという珍事まで起こった。

 その中でも苦しい戦いを強いられているのが、昨年のチャンピオンチームである巨人。4連覇を目指してリーグ戦再開から「リスタート」を誓った原辰徳監督も、頭の痛い日々が続いている。

 特に顕著なのが打線の低迷だ。

 リーグ戦再開から12試合を消化し、巨人のチーム打率は12球団最低の.213。11位のDeNAが.236となっており、その数字を2分以上も下回る逆・独走状態。

 さらに安打数の84、得点35も12球団で最低。攻撃陣の不振が、波に乗れない大きな原因となっている。

 日本時間の今朝行われたサッカー・女子ワールドカップの決勝戦で、なでしこジャパンがアメリカ代表に5発を浴びて敗戦したが、巨人が最後に5点以上を記録したのはリーグ戦再開から2日目の6月20日・中日戦まで遡る。

 ここ10試合は4点以内に抑えられ、11試合連続で2ケタ安打なし。期間中、4点以上を失った試合は5戦5敗。勝率0%と絶望的な数字だ。

 しかし、裏を返せばそんな状況でもこの12試合を4勝7敗1分で“乗り切っている”とも言える。立岡宗一郎や高橋由伸、堂上剛裕、中井大介らを積極的に起用し、手探りで希望を探している最中なのだ。

 オールスターまでは残り8試合…いわゆる前半戦の終わりも近づいてきたが、幸いなことに今年のセ・リーグは全チームにチャンスが残る展開となっている。苦しむ巨人はどこかでキッカケを掴み、4連覇へと突き進んでいくことができるか。900勝監督の原監督は、腕の見せどころとなる。

巨人の打撃成績

<シーズン通算>
打率.235(リーグ最下位)
得点:245(リーグ最下位)
安打:598(リーグ最下位)
本塁打:45(リーグ最下位)

<個人・打率> 
.272 亀井善行(リーグ15位)
.268 坂本勇人(リーグ17位)
.231 井端弘和(リーグ25位)
(※規定打席到達者に限る)

<個人・本塁打>
7本 長野久義(リーグ8位タイ)
5本 坂本勇人(リーグ16位タイ)
5本 片岡治大(〃)
5本 亀井善行(〃


<個人・打点>
34点 坂本勇人(リーグ11位)
21点 長野久義(リーグ23位タイ)
21点 亀井善行(〃)

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