5日、『S1』(TBS系)に野村克也氏がVTR出演し、同日に行われたDeNA対阪神戦を解説した。
阪神の先発・藤浪晋太郎は、初回2つの三振を奪うなど三者凡退に抑える立ち上がり。これには野村氏は「完璧だよ。外角のボールゾーンから外角いっぱいに入るスライダーで、カウントを取るね。立ち上がりからこんなピッチングされたらDeNA打線も攻略難しいね」と絶賛。
直後の2回、阪神は二死二塁のチャンスで打席に入った投手の藤浪。藤浪は、1ボールからの2球目、DeNA先発の三浦大輔が投じたスライダーを叩き、先制のタイムリー二塁打。藤浪のバッティングについて「藤浪が投げるときは藤浪が8番で、鶴岡は9番の方がいいんじゃないの。エースになる人は共通してバッティングがいい」と独自の理論を展開した。
その裏、藤浪は二者連続四球でピンチを招くと、1死後、一、三塁から倉本寿彦にセンター前に同点タイムリーを浴びる。
だが、阪神は3回二死走者なしから4番のゴメスがレフトスタンドへ第11号ソロを放ち、勝ち越しに成功。6回には二死満塁から上本博紀が、走者一掃の3点タイムリー二塁打でリードを広げる。野村氏は、上本のタイムリーの場面、「前の打席、見逃し三振に倒れているから、次の打席、初球から打ちにくるよ。二度と同じことを繰り返したくないじゃん」と打者の心理を解説した。
援護をもらった藤浪はその裏一死後、4番の筒香嘉智に四球。この四球に野村氏は「弱気になっている。4番というだけで、意識するんだね」とチクリ。それでも、「こういうピッチャーは、(相手を)見下ろしたら強い」と話した。
藤浪は続くロペスに二塁打を浴び、一死二、三塁とし、迎えるは絶好調のバルディリス。ここを抑えたい藤浪は、2ボール2ストライクからの5球目のカットボールで見逃し三振に打ち取った。野村氏は「スライダー(カットボール)が(バルディリスは)微塵も頭になかったということ」とした。
藤浪は8回まで投げ抜き、4被安打、12奪三振、1失点で今季7勝目をマーク。野村氏は「藤浪よ。君は本格派なの?技巧派なの? 技巧派でいきなさい」と藤浪にエースになるためのアドバイスを送った。
阪神の先発・藤浪晋太郎は、初回2つの三振を奪うなど三者凡退に抑える立ち上がり。これには野村氏は「完璧だよ。外角のボールゾーンから外角いっぱいに入るスライダーで、カウントを取るね。立ち上がりからこんなピッチングされたらDeNA打線も攻略難しいね」と絶賛。
直後の2回、阪神は二死二塁のチャンスで打席に入った投手の藤浪。藤浪は、1ボールからの2球目、DeNA先発の三浦大輔が投じたスライダーを叩き、先制のタイムリー二塁打。藤浪のバッティングについて「藤浪が投げるときは藤浪が8番で、鶴岡は9番の方がいいんじゃないの。エースになる人は共通してバッティングがいい」と独自の理論を展開した。
その裏、藤浪は二者連続四球でピンチを招くと、1死後、一、三塁から倉本寿彦にセンター前に同点タイムリーを浴びる。
だが、阪神は3回二死走者なしから4番のゴメスがレフトスタンドへ第11号ソロを放ち、勝ち越しに成功。6回には二死満塁から上本博紀が、走者一掃の3点タイムリー二塁打でリードを広げる。野村氏は、上本のタイムリーの場面、「前の打席、見逃し三振に倒れているから、次の打席、初球から打ちにくるよ。二度と同じことを繰り返したくないじゃん」と打者の心理を解説した。
援護をもらった藤浪はその裏一死後、4番の筒香嘉智に四球。この四球に野村氏は「弱気になっている。4番というだけで、意識するんだね」とチクリ。それでも、「こういうピッチャーは、(相手を)見下ろしたら強い」と話した。
藤浪は続くロペスに二塁打を浴び、一死二、三塁とし、迎えるは絶好調のバルディリス。ここを抑えたい藤浪は、2ボール2ストライクからの5球目のカットボールで見逃し三振に打ち取った。野村氏は「スライダー(カットボール)が(バルディリスは)微塵も頭になかったということ」とした。
藤浪は8回まで投げ抜き、4被安打、12奪三振、1失点で今季7勝目をマーク。野村氏は「藤浪よ。君は本格派なの?技巧派なの? 技巧派でいきなさい」と藤浪にエースになるためのアドバイスを送った。