ニュース 2015.07.05. 08:33

19打席音なしの村田 巨人移籍後も同時期に苦しんでいた?

 巨人の村田修一が苦しんでいる。6月23日のDeNA戦の第3打席にヒットを記録して以来、19打席ヒットがない。『6番・三塁』で出場した4日の中日戦でも、5打数無安打に終わっている。

 横浜時代の07年、08年に2年連続本塁王に輝いたこともある長距離砲は、近年打撃不振が目立つ。特に今季は、オープン戦で調子が上がらず、開幕前に二軍落ちを経験したほど。なんとか開幕一軍を掴むも、打撃の状態は変わらず8番でスタメン出場したこともあった。

 また、巨人移籍後は、シーズン140試合以上出場してきたが、5月17日のヤクルト戦で走塁中に右大腿裏を痛め20日に巨人移籍後初めて一軍登録抹消。リハビリを経て6月19日に一軍復帰したが、再登録後10試合に出場して、打率.103と故障前よりも成績を落としている。

 打撃で悩む日々が続く村田だが、12年に巨人移籍後は打撃よりも守備でチームを助けている印象が強い。12年からの3年間で、開幕からこの時期までどのような成績を残していたのか見てみると、打率2割5分を下回った年はない。13年、14年のこの時期は打率.282をマークしている。本塁打も14年は二桁11本を放ち、打点も30以上を記録した。過去3年間の同時期は、ある程度の結果を残している。

 今季は思うような成績が残せず、シーズン中に打撃フォームを改造するなど試行錯誤が続く。現在チームは借金2を抱えながら1ゲーム差の3位に位置している。リーグ4連覇するためにも、村田の復調が求められる。

村田の巨人移籍後の開幕から同時期の成績

2012
72試 率.280 本5 点32

2013
74試 率.282 本9 点30

2014
72試 率.282 本11 点37

2015
51試 率.219 本3 点9

※成績は7月4日終了時点のもの

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