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田村負傷もピンチはチャンス!? 若手ひしめくロッテの捕手陣

 パ・リーグ4位から上位を伺うロッテをアクシデントが襲った。

 4日の西武戦、4回裏に中村剛也が放った二塁打で浅村栄斗が捕手のブロックをかいくぐりながら生還し、6点目のホームを踏んだ場面。ロッテの捕手・田村龍弘は送球を受けると、自分の真後ろを通過しようとする浅村に対して左手のグラブを伸ばし、タッチに行った。ところが、その際に左足のスパイクが地面を噛んだため足が動かず、無理な姿勢で思い切り捻ってしまった。

 走者の生還を許した上、田村は自分で歩くことが出来ず、そのまま負傷交代。病院へと直行した。

 検査の結果、「左足関節捻挫」と発表。幸いなことに症状は重くなかったが、全治などは未定。明日以降は様子を見ながらという判断となった。

 昨年の後半から徐々に信頼を築いた高卒3年目の21歳は、ここまでチームトップの57試合でマスクを被る。昨年後半から伊東監督の信頼を掴み、正捕手へと育っている最中の若手有望株だ。

 ケガの程度はまだ詳しくわからないが、このアクシデントをチャンスと認識しなければならない選手たちがロッテにはいる。

 それが影で燻っている捕手たち。田村以外では、大卒2年目の吉田裕太が38試合に出場しているのみで、ここまでのロッテの一軍マスクは田村と吉田の2人でまかなってきたのだ。

 ファームを見てみると、13年には一軍で64試合に出場して正捕手の座を掴みかけた23歳の江村直也がおり、今年のドラフト4位ルーキー・寺嶋寛大も控えている。捕手で苦しむチームが多いこのご時世で、他球団が羨むような若手捕手を揃えているのだ。

 特に江村は48試合の出場で打率.312とバットでも結果を残しており、後輩に先行を許す正捕手争いに食らいついていけるよう、アピールを続けている。

 里崎智也の引退以降、ロッテが苦しんできたの“捕手問題”。アクシデントをチャンスに変える、ケガの功名はあるか。ロッテの若手捕手たちによるポジション争いから目が離せない。

【ロッテの若き捕手争い】
☆平均年齢=22.2歳

・田村龍弘
生年月日:1994年5月13日(21歳)
出身:光星学院高(3年目)
成績:58試 率.219 本1 点18

・吉田裕太
生年月日:1991年7月21日(23歳)
出身:日大三高~立正大(2年目)
成績:42試 率.232 本1 点19

・江村直也
生年月日:1992年5月6日(23歳)
出身:大阪桐蔭高(5年目)
成績:一軍出場なし。
二軍:48試 率.312 本2 点16

・寺嶋寛大
生年月日:1992年10月12日(22歳)
出身:興誠高~創価大(1年目)
成績:一軍昇格なし。
二軍:33試 率.255 本1 点5
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