ニュース 2015.07.01. 11:45

4連覇に黄色信号? 巨人が3年ぶりの月間負け越し

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3年ぶりに月間負け越しという屈辱を味わった巨人・原辰徳監督 ©BASEBALLKING
 6月の戦いが終了したプロ野球。セ・リーグは交流戦で大きく負け越したことにより、一時は全球団から貯金が消えるという史上初の珍事が起こるなど、近年稀に見る大混戦となった。

 6月の戦いで躓いた3連覇王者の巨人。交流戦最後の9試合は1勝8敗とまさかの大失速で、リーグ戦再開後も3勝5敗と勢いを取り戻すことはできず。結局、終わってみれば月間7勝13敗と6つも負け越しを作った。

 巨人の月間負け越しといえば、3年前の12年3・4月にまで遡る。これまで22カ月連続で月間の負け越しを回避してきた巨人にとって、3年ぶりの屈辱だ。

 さらに、月間で借金を5つ以上作ったというと、さらに遡って11年の6月以来、実に4年ぶり。06年のいわゆる“第2次原政権”発足以降では、10年間で5度目のことである。

 月間で借金「5」以上を作った年で、優勝を勝ち取ったのは07年の一度だけ。その年は3・4月から3カ月続けて貯金を5個ずつ上積みしており、7月に8勝14敗と負け越してもまだ貯金が9つもあるという状況だった。

 今年は貯金を全て食い潰し、37勝37敗の勝率5割。ここからどれだけ立て直し、巻き返せるかにかかってくる。

 しかし、今年は07年ほどの余裕こそないものの、大混戦の影響でゲーム差が詰まっているのは巨人にとって好都合な点だ。

 月間で6つの負け越しを作っても、順位は首位・阪神と1ゲーム差の2位。勢いを取り戻すことができれば、あっという間に首位の座を奪回するチャンスはやってくる。

 長いペナントも、折り返し地点を過ぎたところ。4連覇に向けての正念場となるこの夏場、巨人は王者の意地を見せることができるだろうか。


巨人が月間5つ以上負け越したのは...


<2006年>
☆最終順位:4位(65勝79敗2分)
・6月=6勝19敗(.240)
・7月=6勝14敗(.300)

<2007年>
☆最終順位:1位(80勝63敗1分)
・7月=8勝14敗(.364)

<2011年>
☆最終順位:3位(71勝62敗11分)
・6月=6勝11敗(.353)

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