12日、『S1』(TBS系)に野村克也氏がVTR出演し、同日に行われた巨人対阪神戦を解説した。
巨人先発の菅野智之は2回連打を浴びるなど、一死一、三塁のピンチを迎えたが、7番の上本博紀が放った打球を巨人の三塁・村田修一がファインプレーで三塁走者のゴメスをアウトにする。味方の守備に助けられた菅野は、後続も打ち取りなんとか無失点で切り抜ける。野村氏は村田のプレーに「このファインプレーは大きいよ。極端なことを言うと2点取られるところを0点に抑えている」と絶賛した。
しかし、この日の菅野は今ひとつ。3回に四球と犠打で一死二塁とされると、福留孝介にセンター前に先制タイムリーを浴びる。
援護したい打線も4回、先頭の坂本勇人が安打で出塁も、続く亀井善行が三振ゲッツーに倒れ、阪神のペースになりそうな雰囲気が漂う。そんな中、野村氏は続く長野久義の打席前に「二死ランナーなし。得意な場面だぜ」と話すと、野村氏の予言通り長野が第8号ソロを放ち巨人が同点に追いつく。
同点に追いついてもらった菅野は本調子には遠かったものの、試合を作り7回、8被安打、2四死球、1失点でマウンドを降りた。
8回、菅野の後を受けてマウンドに上がったのは、セットアッパーのマシソン。この投手交代に「ピッチャー交代というのは、まず信頼度。疲労、バッターとの相性。疲労でもないし、全部当てはまらない。菅野と心中が普通だよ。分からん」と納得がいかなかったようだ。
結果的にこの交代が大誤算。マシソンは2本の安打と死球で一死満塁のピンチを招き、代打の狩野恵輔にセンター前にポトリと落ちるタイムリーを打たれ勝ち越しを許した。野村氏は「(巨人の捕手・加藤)ど真ん中に、構えているじゃない。極端にコースに寄ってあげなきゃ。勝負に勝ったけど、結果で負けた」とマシソンと狩野の勝負を振り返った。
その後も新井良太にタイムリー、鳥谷敬に犠飛でこの回、3点を失った巨人が敗れ、連勝が5でストップ。
最後は「勝つならば、方程式よりエースでしょ」と一句を詠み、「今日の試合のピッチャーの交代に納得できません」と菅野の交代に疑問を感じたようだった。
巨人先発の菅野智之は2回連打を浴びるなど、一死一、三塁のピンチを迎えたが、7番の上本博紀が放った打球を巨人の三塁・村田修一がファインプレーで三塁走者のゴメスをアウトにする。味方の守備に助けられた菅野は、後続も打ち取りなんとか無失点で切り抜ける。野村氏は村田のプレーに「このファインプレーは大きいよ。極端なことを言うと2点取られるところを0点に抑えている」と絶賛した。
しかし、この日の菅野は今ひとつ。3回に四球と犠打で一死二塁とされると、福留孝介にセンター前に先制タイムリーを浴びる。
援護したい打線も4回、先頭の坂本勇人が安打で出塁も、続く亀井善行が三振ゲッツーに倒れ、阪神のペースになりそうな雰囲気が漂う。そんな中、野村氏は続く長野久義の打席前に「二死ランナーなし。得意な場面だぜ」と話すと、野村氏の予言通り長野が第8号ソロを放ち巨人が同点に追いつく。
同点に追いついてもらった菅野は本調子には遠かったものの、試合を作り7回、8被安打、2四死球、1失点でマウンドを降りた。
8回、菅野の後を受けてマウンドに上がったのは、セットアッパーのマシソン。この投手交代に「ピッチャー交代というのは、まず信頼度。疲労、バッターとの相性。疲労でもないし、全部当てはまらない。菅野と心中が普通だよ。分からん」と納得がいかなかったようだ。
結果的にこの交代が大誤算。マシソンは2本の安打と死球で一死満塁のピンチを招き、代打の狩野恵輔にセンター前にポトリと落ちるタイムリーを打たれ勝ち越しを許した。野村氏は「(巨人の捕手・加藤)ど真ん中に、構えているじゃない。極端にコースに寄ってあげなきゃ。勝負に勝ったけど、結果で負けた」とマシソンと狩野の勝負を振り返った。
その後も新井良太にタイムリー、鳥谷敬に犠飛でこの回、3点を失った巨人が敗れ、連勝が5でストップ。
最後は「勝つならば、方程式よりエースでしょ」と一句を詠み、「今日の試合のピッチャーの交代に納得できません」と菅野の交代に疑問を感じたようだった。