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4連覇へ復調待たれる 巨人・勝利の方程式

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巨人の本拠地・東京ドーム[Getty Images]
 巨人は12日の阪神戦、同点の8回から登板したセットアッパーのマシソンが、代打の狩野恵輔に勝ち越しタイムリーを浴びるなど3失点。敗戦し、連勝が5でストップした。試合後、原監督は敗戦投手となったマシソンについて「3点取られるというのは、フォローはできないところでしょうね」とバッサリと切り捨てた。

 救援防御率はリーグ2位2.86。しかし昨日敗戦投手となったマシソンだけでなく、勝ちパターンの山口鉄也、沢村拓一の2人も不安定な投球が続いている。

 長年巨人のリリーフ陣を支えてきた山口は、7月10日の阪神戦で1点を失うなど、最近5試合の登板は3試合で失点。月別の防御率を見ると3、4月は2.61だったが、5月が4.05、6月が3.86、7月が3.38と防御率2点台の月が3、4月しかない。今季は走者なしの場面で、被打率が.316と3割を超えている。ランナーを出す機会が増えたことで、当然失点する場面も多くなった。リーグ優勝を目指す上でも、山口の早期復調が待たれる。

 今季先発から抑えに転向した沢村は、6月19日の中日戦、1点リードの9回からマウンドに上がるもエルナンデスに勝ち越しタイムリーを打たれるなど、4本の安打を浴び2失点。その裏、坂本勇人がタイムリーを放ち同点に追いつくが、延長10回に宮国椋丞が平田良介に一発を浴び敗戦した。

 ここまで沢村は34試合に登板し、4勝2敗20セーブ、防御率1.63の成績を残しているが、しっかりと3人で抑え、セーブを挙げている試合が意外と少ない。20セーブ中、1人も走者を出さずにセーブを記録した試合は4。安打か四球でランナーを出すことが多く、きっちりと3人で封じる試合を増やしていきたい。

 セ・リーグは、どこの球団も決め手を欠いており、混戦が続いている。巨人は混戦を抜け出すためにも、勝ち試合を多く拾っていきたいところ。そのためにもマシソン、山口、沢村、勝ちパターンの3人が勝ち試合を落とすことなく勝利していきたい。

巨人勝ちパターン3人の成績

マシソン
今季成績:38試 2勝5敗2S 防2.43

山口鉄也
今季成績:31試 2勝4敗1S 防3.38

沢村拓一
今季成績:34試 4勝2敗20S 防1.63

※成績は7月12日時点
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