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グリエル契約解除、まさかの決着…プロ野球前半戦、こんなことがありました

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8年ぶりに日本球界に復帰した広島の黒田博樹©BASEBALLKING
 3月27日に開幕したプロ野球だが、7月15日に前半戦が終了。前半戦を振り返ると、セ・パの優勝候補に挙げられていたオリックスと広島が開幕から躓き、セ・リーグでは借金を抱えた球団が首位に立つ珍事もあった。そこで、前半戦にあった主な出来事を紹介していきたい。

わがままグリエル契約解除


 昨季途中にDeNAに入団したグリエルは、打率.305、11本塁打30打点の成績を残し、チームの中心選手として活躍した。グリエルは、オフに参加したキューバリーグ終了の4日後にあたる開幕前の3月26日に来日する予定だった。ところが、太ももの痛みを理由に、来日を拒否。

 結局4月2日に高田繁GMが、契約違反のためグリエルの契約を解除したと発表した。キューバ政府もこれを了承し、正式に退団が確定となった。

阪神・藤浪晋太郎が広島・黒田博樹に3球連続内角攻めで一触即発!


 4月25日の広島対阪神戦(マツダ)の2回、打者・黒田に対する阪神・藤浪の投球を巡り、一時騒然となった。

 広島は1対1の同点で迎えた2回一死一塁の場面で、打席には先発投手の9番黒田。送りバントの構えをする黒田に対して、阪神バッテリーは3球連続で厳しいインコース攻め。3球目は黒田がのけぞるような厳しい球となり、これに対して黒田が激高。

 このプレーに4月26日に放送された『サンデーモーニング』(TBS系)の人気コーナー『週刊 ご意見番』に出演した高木豊氏は「藤浪は謝ってはいけないですね」と持論を展開。その理由については「次の日に『すいませんでした』と謝るのはいいが、グラウンドに立ったら先輩、後輩関係ないですから」と話した。 

インフィールドフライでまさかの決着


 5月4日に行われた広島対巨人戦(マツダ)の9回裏に事件は起こった。

 同点で迎えた9回、広島は一死満塁のチャンスを作り、代打の切り札・小窪哲也が登場。巨人・マシソンの高めの速球を打ち上げた打球は、三塁塁審がインフィールドフライを宣告。だが、一塁のフランシスコと三塁の村田修一がこれをお見合い。2人の間に打球が落ち、フランシスコが三塁走者の野間峻祥よりも先に本塁を踏んで球審がアウトをコール。

 この判定に三塁ランナーコーチの広島の石井琢朗コーチが猛抗議。緒方孝市監督もベンチを飛び出し抗議すると、球審はアウトから一転セーフのジャッジ。思わぬ形で広島は勝利を手にした。

オリックス森脇監督解任


 中島裕之、ブランコ、小谷野栄一、バリントンなど19年ぶりのリーグ優勝に向けて大型補強を敢行したオリックス。

 開幕前には優勝候補に挙げられていたが、エース・金子千尋を筆頭に、勝ちパターンの平野佳寿、佐藤達也、比嘉幹貴らもチームを離れる時期があったこともあり、開幕から誤算続きの戦いが続いていた。

 5月終了時点には借金が15に膨れ上がり、森脇浩司監督が、成績不振を理由に6月2日に休養する運びとなった。

史上初の珍事 セ・リーグで借金を抱えたチームが首位に…


 7月3日にプロ野球史上初の珍事が起こった。勝率5割でセ・リーグ首位に立っていたヤクルトが3日の広島戦に敗れ、2位の阪神もDeNA戦にサヨナラ負けを喫したため、全6チームが勝率5割を切った。

 交流戦前はDeNAが貯金10で首位を走っていたが、交流戦に突入するとDeNA、巨人など上位のチームが負け込み、首位から最下位までのゲーム差が一気に縮まった。15日で前半戦が終了したが、首位のDeNAから最下位の中日まで4ゲーム差と混戦が続いている。


 7月17日と18日にオールスターが行われた後、20日からリーグ戦が再開する。後半戦ではどんなドラマが起こるのか注目だ。
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