オールスター第2戦の先発が予定されている広島の黒田博樹が17日、第1戦で登板した大谷翔平、藤浪晋太郎らの印象について語った。

　黒田のNPB球宴出場は、メジャー挑戦前年以来8年ぶり。この件に関して黒田は「久しぶりなだけあって新鮮。8年前のメンバーもいるけど、若い選手に気を遣われている気がする」と笑顔を浮かべた。

　マウンドに上がった大谷、藤浪らの印象を問われると「凄いですね。ボールの力があって、コントロールもしっかりしている。投手として、身長があるというのは大きい。角度というのは練習してどうこうなるものではないし、持っているものが羨ましい」とべた褒めした。

　交流戦でも対戦したパ・リーグの打者については「パワーもあって足もある。コンタクトできる打者が多くて抑えるのが大変だった。（明日）どうやって抑えるか、今から考えないといけない」と答えた。

　また『プレミア12』の日本代表候補に選ばれたことに関しては、「選んでいただいたのは光栄。ただ、シーズンはこれからも続くので、しっかり結果を残してからだと思う」と言葉を選んだ。