第97回全国高校野球選手権大会の地方予選が各地で行われている。甲子園に出場する強豪校といえば、大阪桐蔭、横浜、八戸学院光星、日大三など私立が多い印象だ。私立に比べると、環境面などで劣る公立高校の活躍ぶりも見逃せない。
今秋のドラフト1位候補の高橋純平がエースとして活躍する県立岐阜商は、岐阜大会で準決勝に進出している。エースの高橋は左太ももの故障により、今大会の登板は、ここまで中京と対戦した準々決勝での1試合のみ。
2点リードの7回から登板した高橋は、本調子からほど遠かったものの、1回2/3エースを無失点に抑えた。エースの出来が勝敗を左右することの多い高校野球で、2回戦から登場した県立岐阜商が、順当に勝ち上がっているところを見ると、チーム力が高い証拠だろう。
23日に決勝戦が行われる秋田大会では、秋田南高、秋田商ともに公立高校だ。秋田は私立が少なく、公立高校通しの決勝戦は珍しくない。春の県大会を制した秋田南は、準決勝の能代松陽戦に2-1で勝利。一方の秋田商は準決勝の秋田工戦で、エースの成田翔が先発全員から14個の三振を奪う好投を見せた。ちなみに成田は準々決勝の西目戦でも、16個の三振を奪っている。
全国各地で甲子園常連校が次々に敗れるなど、波乱が起きている地方予選。今夏は公立高校が何校、甲子園の土を踏むことができるのだろうか。
今秋のドラフト1位候補の高橋純平がエースとして活躍する県立岐阜商は、岐阜大会で準決勝に進出している。エースの高橋は左太ももの故障により、今大会の登板は、ここまで中京と対戦した準々決勝での1試合のみ。
2点リードの7回から登板した高橋は、本調子からほど遠かったものの、1回2/3エースを無失点に抑えた。エースの出来が勝敗を左右することの多い高校野球で、2回戦から登場した県立岐阜商が、順当に勝ち上がっているところを見ると、チーム力が高い証拠だろう。
23日に決勝戦が行われる秋田大会では、秋田南高、秋田商ともに公立高校だ。秋田は私立が少なく、公立高校通しの決勝戦は珍しくない。春の県大会を制した秋田南は、準決勝の能代松陽戦に2-1で勝利。一方の秋田商は準決勝の秋田工戦で、エースの成田翔が先発全員から14個の三振を奪う好投を見せた。ちなみに成田は準々決勝の西目戦でも、16個の三振を奪っている。
全国各地で甲子園常連校が次々に敗れるなど、波乱が起きている地方予選。今夏は公立高校が何校、甲子園の土を踏むことができるのだろうか。