● タイガース 2 - 3 マリナーズ ○
<現地時間7月23日 コメリカ・パーク>
マリナーズの岩隈久志は現地時間23日(日本時間24日)、敵地でのタイガース戦に先発登板。勝ち負けはつかなかったが7回を2失点にまとめる好投を見せた。チームは延長戦の末、勝利を掴んでいる。
現地時間7月11日の今シーズン初勝利から2連勝中と昨年までの勢いを取り戻しつつある岩隈。ところが、7月6日の対戦で自己ワーストの4発を被弾し、5失点KOを喫したタイガース打線を相手に立ち上がりで躓く。
先制点をもらった直後の1回裏、先頭から連打を許し、無死一二塁とピンチを招くと、前回の対戦で一発を浴びたビクター・マルティネスに走者一掃の2点適時二塁打を浴びて逆転を許してしまう。
いきなり3連打を食らい、さらに無死二塁で迎えるはこちらも前回一発を浴びたJ.D.マルティネス。しかし、この日の岩隈はここで崩れなかった。
J.D.マルティネスを落ちる球で三振に打ち取ると、続くカステラノスは中飛、クラウスは空振り三振に斬って取り、この回をなんとか2点でしのいだ。
その後は5回まで毎回三振を奪い、2回から6回まで許した安打はわずかに1本。同点に追いついてもらった7回に一死から連打を浴びてピンチを招いたが、ここでもゴーズを投ゴロの併殺に打ち取り、ピンチを切り抜けた。
2-2のまま試合は延長戦に突入し、マリナーズは12回表にズニーノの適時二塁打で1点を勝ち越し。裏はウィリヘルムセンがピンチを招きながらも無失点で締め、マリナーズが延長戦をものにした。
岩隈は白星こそつかなかったものの、7回を6安打、7奪三振で2失点。今シーズン最多の112球を投げ、前回打ち込まれたタイガース相手に好投を見せた。
今シーズンはここまでで2勝1敗。序盤に打ち込まれるシーンが度々見られたため、防御率は依然として4.50となっているが、直近の3試合では2勝負けなし、防御率は1.72と安定感を取り戻している。
「マシーン(機械)のごとく打者を打ち取る」とまで形容されたハイクオリティな投球で、ここからどれだけの勝ち星を積み重ねていくことができるか。後半戦、復調の気配漂う岩隈久志から目が離せない。
<現地時間7月23日 コメリカ・パーク>
マリナーズの岩隈久志は現地時間23日(日本時間24日)、敵地でのタイガース戦に先発登板。勝ち負けはつかなかったが7回を2失点にまとめる好投を見せた。チームは延長戦の末、勝利を掴んでいる。
現地時間7月11日の今シーズン初勝利から2連勝中と昨年までの勢いを取り戻しつつある岩隈。ところが、7月6日の対戦で自己ワーストの4発を被弾し、5失点KOを喫したタイガース打線を相手に立ち上がりで躓く。
先制点をもらった直後の1回裏、先頭から連打を許し、無死一二塁とピンチを招くと、前回の対戦で一発を浴びたビクター・マルティネスに走者一掃の2点適時二塁打を浴びて逆転を許してしまう。
いきなり3連打を食らい、さらに無死二塁で迎えるはこちらも前回一発を浴びたJ.D.マルティネス。しかし、この日の岩隈はここで崩れなかった。
J.D.マルティネスを落ちる球で三振に打ち取ると、続くカステラノスは中飛、クラウスは空振り三振に斬って取り、この回をなんとか2点でしのいだ。
その後は5回まで毎回三振を奪い、2回から6回まで許した安打はわずかに1本。同点に追いついてもらった7回に一死から連打を浴びてピンチを招いたが、ここでもゴーズを投ゴロの併殺に打ち取り、ピンチを切り抜けた。
2-2のまま試合は延長戦に突入し、マリナーズは12回表にズニーノの適時二塁打で1点を勝ち越し。裏はウィリヘルムセンがピンチを招きながらも無失点で締め、マリナーズが延長戦をものにした。
岩隈は白星こそつかなかったものの、7回を6安打、7奪三振で2失点。今シーズン最多の112球を投げ、前回打ち込まれたタイガース相手に好投を見せた。
今シーズンはここまでで2勝1敗。序盤に打ち込まれるシーンが度々見られたため、防御率は依然として4.50となっているが、直近の3試合では2勝負けなし、防御率は1.72と安定感を取り戻している。
「マシーン(機械)のごとく打者を打ち取る」とまで形容されたハイクオリティな投球で、ここからどれだけの勝ち星を積み重ねていくことができるか。後半戦、復調の気配漂う岩隈久志から目が離せない。