石川大会準々決勝で、小松大谷が昨年のリベンジを果たした。

　未だに鮮明に覚えている人も多いであろう1年前の2014年7月27日に行われた石川県大会の決勝戦。小松大谷は8－0とリードして最終回を迎えながら、9回裏にまさかの9失点。星稜に“奇跡の大逆転劇”を許し、甲子園出場を逃した。

　そして今年、昨年の決勝と同じカードが準々決勝で実現。今度は先攻と後攻が入れ替わり、星稜が3－0とリードして9回の裏を迎えた。

　絶体絶命の小松大谷であったが、勝利がチラつき始めた星稜を攻め立てて無死満塁のチャンスを作ると、そこから2本の適時打で一気に同点。なおも満塁から最後は犠飛で4点目を奪い、大逆転でサヨナラ勝ちを収めた。

　まさに昨年のリベンジを果たした小松大谷は準決勝に進出。3連覇を目指した星稜は準々決勝で敗退となった。

スコアボード

・2015年7月24日・準々決勝
星稜｜０００ １０１ ０１０｜３
大谷｜０００ ０００ ００４｜４x

・2014年7月27日・決勝
大谷｜１５０ １１０ ０００｜８
星稜｜０００ ０００ ００９｜９x