サンフランシスコ・ジャイアンツに所属するティム・ハドソンは現地時間7月26日(日本時間27日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に先発登板。5回までに7本の安打を浴びながらも無四球の3失点でまとめて勝利投手となり、メジャー史上15人目の“全球団制覇”を達成した。
全球団制覇とは、文字通りMLBに所属する全30チームから勝利を挙げるという記録で、過去には14名が達成していた。
ハドソンは1999年にアスレチックスでメジャーデビューすると、そこからブレーブス、ジャイアンツと渡り歩き、17年間で219勝を記録。唯一勝ち星がなかったのが、デビューした球団であるアスレチックスだった。
ブレーブス時代の05年に2度の対戦の経験があったものの、いずれも敗戦投手に。あれから10年…ついにこの日、古巣であるアスレチックスからの初勝利を挙げた。
実はこの記録、日本人投手も王手をかけていた。それが、今シーズンから日本球界に復帰した黒田博樹。デトロイト・タイガース以外の29球団から白星を挙げたが、昨年もタイガース戦で勝利を挙げることはできず。王手をかけた状態でメジャーの舞台から退いている。
全球団制覇は、つい先月にもブリュワーズのカイル・ローシュが達成しており、今回のハドソンでメジャー史上15人目。ちなみに現在王手をかけている投手の代表格がヤンキースのC.C.サバシアで、マーリンズから白星を挙げれば全球団制覇達成となるが、今年はもうマーリンズとの対戦は残されておらず、達成は来季以降となる。
<2> ランディ・ジョンソン
<3> バリー・ジト
<4> A.J.バーネット
<5> ケビン・ブラウン
<6> テリー・マルホランド
<7> カート・シリング
<8> ウッディ・ウィリアムズ
<9> ジェイミー・モイヤー
<10> ハビアー・バスケス
<11> ビセンテ・パディーヤ
<12> デレク・ロウ
<13> ダン・ヘイレン
<14> カイル・ローシュ
<15> ティム・ハドソン
全球団制覇とは、文字通りMLBに所属する全30チームから勝利を挙げるという記録で、過去には14名が達成していた。
ハドソンは1999年にアスレチックスでメジャーデビューすると、そこからブレーブス、ジャイアンツと渡り歩き、17年間で219勝を記録。唯一勝ち星がなかったのが、デビューした球団であるアスレチックスだった。
ブレーブス時代の05年に2度の対戦の経験があったものの、いずれも敗戦投手に。あれから10年…ついにこの日、古巣であるアスレチックスからの初勝利を挙げた。
実はこの記録、日本人投手も王手をかけていた。それが、今シーズンから日本球界に復帰した黒田博樹。デトロイト・タイガース以外の29球団から白星を挙げたが、昨年もタイガース戦で勝利を挙げることはできず。王手をかけた状態でメジャーの舞台から退いている。
全球団制覇は、つい先月にもブリュワーズのカイル・ローシュが達成しており、今回のハドソンでメジャー史上15人目。ちなみに現在王手をかけている投手の代表格がヤンキースのC.C.サバシアで、マーリンズから白星を挙げれば全球団制覇達成となるが、今年はもうマーリンズとの対戦は残されておらず、達成は来季以降となる。
メジャー全球団制覇・達成者
<1> アル・ライター<2> ランディ・ジョンソン
<3> バリー・ジト
<4> A.J.バーネット
<5> ケビン・ブラウン
<6> テリー・マルホランド
<7> カート・シリング
<8> ウッディ・ウィリアムズ
<9> ジェイミー・モイヤー
<10> ハビアー・バスケス
<11> ビセンテ・パディーヤ
<12> デレク・ロウ
<13> ダン・ヘイレン
<14> カイル・ローシュ
<15> ティム・ハドソン