前カードの首位・阪神との3連戦を前に、巨人は55勝54敗、首位・阪神と3.5ゲーム差の2位。この3連戦で1勝2敗と負け越すと自力優勝が消滅し、リーグ4連覇に向けてピンチに陥るところだったが3連勝。首位・阪神とのゲーム差を0.5に縮めた。
原辰徳監督は、勝負どころを9月、10月と口にしているが、勝負の季節を前にリーグ3連覇中の巨人が調子を上げている。
チーム打率リーグワースト(.241)の打線の状態が上向き気味だ。8月19日の阪神戦では、4回まで先発の能見篤史の前に無安打に抑えられていたが、5回に先頭の長野久義がチーム初安打を記録すると、この回球団タイ記録の1イニング10安打、リーグタイ記録の6二塁打で、12得点を挙げた。
8月に入って開幕から不振が続いていた村田修一が復調。月間打率.260だが、打点はリーグトップの12。8月18日の阪神戦では2安打5打点、19日の試合でも2安打3打点をマークしている。
また、立岡宗一郎、吉川大幾といった若手が台頭したことも大きい。立岡は、『1番・中堅』のレギュラーを掴みつつある。8月は、20日の阪神戦で猛打賞を記録するなど、月間打率.444(63打数28安打)。1番打者としての役割を果たしている。
投手陣に目を向けると、チーム防御率2.84とリーグトップの成績。先発陣はリーグ最多の10勝のマイコラス、リーグトップの防御率を誇る菅野智之の二枚看板に加え、高木勇人、ポレダも7勝を挙げている。リリーフ陣はマシソン、山口鉄也、沢村拓一の『勝利の方程式』3人の状態に不安はあるが、経験が豊富で勝負所では力を発揮してくれるはずだ。
今季は連勝しても、突如連敗するなど波に乗り切れていないイメージがある。今日から敵地で広島との3連戦に勝ち越し、勝負の9月を前に勢いを加速させたいところだ。
原辰徳監督は、勝負どころを9月、10月と口にしているが、勝負の季節を前にリーグ3連覇中の巨人が調子を上げている。
チーム打率リーグワースト(.241)の打線の状態が上向き気味だ。8月19日の阪神戦では、4回まで先発の能見篤史の前に無安打に抑えられていたが、5回に先頭の長野久義がチーム初安打を記録すると、この回球団タイ記録の1イニング10安打、リーグタイ記録の6二塁打で、12得点を挙げた。
8月に入って開幕から不振が続いていた村田修一が復調。月間打率.260だが、打点はリーグトップの12。8月18日の阪神戦では2安打5打点、19日の試合でも2安打3打点をマークしている。
また、立岡宗一郎、吉川大幾といった若手が台頭したことも大きい。立岡は、『1番・中堅』のレギュラーを掴みつつある。8月は、20日の阪神戦で猛打賞を記録するなど、月間打率.444(63打数28安打)。1番打者としての役割を果たしている。
投手陣に目を向けると、チーム防御率2.84とリーグトップの成績。先発陣はリーグ最多の10勝のマイコラス、リーグトップの防御率を誇る菅野智之の二枚看板に加え、高木勇人、ポレダも7勝を挙げている。リリーフ陣はマシソン、山口鉄也、沢村拓一の『勝利の方程式』3人の状態に不安はあるが、経験が豊富で勝負所では力を発揮してくれるはずだ。
今季は連勝しても、突如連敗するなど波に乗り切れていないイメージがある。今日から敵地で広島との3連戦に勝ち越し、勝負の9月を前に勢いを加速させたいところだ。