日本ハムのドラフト1位ルーキー有原航平が20日のロッテ戦で、9回途中4失点に抑え7勝目をマークした。
パ・リーグの新人王争いはというと、オリックスの西野真弘が規定打席不足ながら打率3割を超え、新人王有力候補だったが、『右有鉤(ゆうこう)骨骨折』で、現在は離脱中。ソフトバンク・二保旭も新人王候補の一人。二保はプロ7年目ではあるが、育成選手で入団し、支配下登録されたのがプロ4年目の2012年。支配下選手に初めて登録されてから5年以内、一軍で30イニング以上投げていないので、新人王の資格を持つ。
西野の故障に加え、二保は結果を残しているがプロ7年目ということを考えると、7勝を挙げている有原が、新人王候補の筆頭といえるだろう。ただ、7勝4敗、防御率4.94と新人王の成績としては物足りない。今後、勝利数に加え、防御率をどこまで下げられるかが、新人王へのカギとなりそうだ。
また、過去の新人王を見てみると、昨季セ・リーグ新人王となった大瀬良大地(広島)は二桁勝利を挙げたが、防御率は4.05。10勝未満の投手では、94年の藪恵一(阪神)が9勝9敗、防御率3.18。93年の伊藤智仁(ヤクルト)は、前半戦の活躍が評価され、7勝2敗、防御率0.91などがいる。
そんな中、77年の斉藤明雄(大洋)は8勝9敗、防御率4.40で新人王に輝いた。成績だけでは、新人王として物足りない印象だが、斉藤はこの年巨人から1完封を含む4勝を挙げ、インパクトを残している。
本命不在と言われた今季のパ・リーグ新人王争いの中で、新人王に最も近い存在の有原。残りの登板で、どんな投球を見せるか注目だ。
パ・リーグの新人王争いはというと、オリックスの西野真弘が規定打席不足ながら打率3割を超え、新人王有力候補だったが、『右有鉤(ゆうこう)骨骨折』で、現在は離脱中。ソフトバンク・二保旭も新人王候補の一人。二保はプロ7年目ではあるが、育成選手で入団し、支配下登録されたのがプロ4年目の2012年。支配下選手に初めて登録されてから5年以内、一軍で30イニング以上投げていないので、新人王の資格を持つ。
西野の故障に加え、二保は結果を残しているがプロ7年目ということを考えると、7勝を挙げている有原が、新人王候補の筆頭といえるだろう。ただ、7勝4敗、防御率4.94と新人王の成績としては物足りない。今後、勝利数に加え、防御率をどこまで下げられるかが、新人王へのカギとなりそうだ。
また、過去の新人王を見てみると、昨季セ・リーグ新人王となった大瀬良大地(広島)は二桁勝利を挙げたが、防御率は4.05。10勝未満の投手では、94年の藪恵一(阪神)が9勝9敗、防御率3.18。93年の伊藤智仁(ヤクルト)は、前半戦の活躍が評価され、7勝2敗、防御率0.91などがいる。
そんな中、77年の斉藤明雄(大洋)は8勝9敗、防御率4.40で新人王に輝いた。成績だけでは、新人王として物足りない印象だが、斉藤はこの年巨人から1完封を含む4勝を挙げ、インパクトを残している。
本命不在と言われた今季のパ・リーグ新人王争いの中で、新人王に最も近い存在の有原。残りの登板で、どんな投球を見せるか注目だ。