同学年に活躍している選手が多いと『松坂世代』、『88年世代』などとまとめられているが、『大谷・藤浪世代』も将来的には2つの世代に負けないくらいの年代になりそうだ。
この学年を引っ張っているのは、大谷翔平(日本ハム)と藤浪晋太郎(阪神)の高校卒業後すぐにプロ入りした2人。大谷は投手と野手の二刀流として、1年目からかなり注目を集めた。ルーキーイヤーの1年目は、思うような結果を残すことができなかったが、2年目の昨季は投手で11勝、野手で10本塁打と二桁勝利、二桁本塁打を達成した。今季もここまで、リーグトップの11勝、防御率2.28を記録。11月に開催される野球の国際大会『プレミア12』の1次候補選手に選出されるなど、球界を代表する選手になりつつある。
藤浪も二刀流の大谷に負けていない。大阪桐蔭時代、甲子園で春夏連覇を達成した右腕は、1年目から実力を発揮。球数制限もあり規定投球回に到達しなかったが、10勝をマーク。2年目も11勝を挙げ、今季もここまでリーグトップの10勝。平成の怪物・松坂大輔(現ソフトバンク)以来となる高卒から3年連続二桁勝利を達成した。今季の目標にエース格になると掲げた藤浪。エースへの階段を順調に登っている。
また、この世代の活躍は大谷と藤浪だけじゃない。田村龍弘(ロッテ)は今季チーム最多の74試合のスタメンマスクを被る。後半戦に入ってからは、7月22日のソフトバンク戦以外、全てスタメン出場を果たしている。
鈴木誠也(広島)はレギュラー定着に至っていないが、68試合に出場して打率.317、5本塁打19打点を記録。高卒1年目から二軍で結果を残すなど、当時の二軍首脳陣もそのポテンシャルの高さに驚いたほど。攻走守3拍子揃っており、将来的にはトリプルスリーも期待できそうな逸材だ。
アマチュアでも大学ジャパンの田中正義(創価大)が、6月に行われたNPB選抜との壮行試合で7者連続三振を奪えば、全日本大学野球選手権に出場した生田目翼(流通経済大)、浜口遥大(神奈川大)などがいる。
この世代の選手たちが将来、どんな活躍を見せるか今から楽しみだ。
投手成績:16試 11勝3敗 防2.28
野手成績:51試 率.204 本5 点16
藤浪晋太郎(阪神)
今季成績:20試 10勝5敗 防2.76
田村龍弘(ロッテ)
今季成績:80試 率.195 本2 点28
鈴木誠也(広島)
今季成績:68試 率.317 本5 点19
若松駿太(中日)
今季成績:14試 5勝2敗 防2.32
※成績は8月14日時点
この学年を引っ張っているのは、大谷翔平(日本ハム)と藤浪晋太郎(阪神)の高校卒業後すぐにプロ入りした2人。大谷は投手と野手の二刀流として、1年目からかなり注目を集めた。ルーキーイヤーの1年目は、思うような結果を残すことができなかったが、2年目の昨季は投手で11勝、野手で10本塁打と二桁勝利、二桁本塁打を達成した。今季もここまで、リーグトップの11勝、防御率2.28を記録。11月に開催される野球の国際大会『プレミア12』の1次候補選手に選出されるなど、球界を代表する選手になりつつある。
藤浪も二刀流の大谷に負けていない。大阪桐蔭時代、甲子園で春夏連覇を達成した右腕は、1年目から実力を発揮。球数制限もあり規定投球回に到達しなかったが、10勝をマーク。2年目も11勝を挙げ、今季もここまでリーグトップの10勝。平成の怪物・松坂大輔(現ソフトバンク)以来となる高卒から3年連続二桁勝利を達成した。今季の目標にエース格になると掲げた藤浪。エースへの階段を順調に登っている。
また、この世代の活躍は大谷と藤浪だけじゃない。田村龍弘(ロッテ)は今季チーム最多の74試合のスタメンマスクを被る。後半戦に入ってからは、7月22日のソフトバンク戦以外、全てスタメン出場を果たしている。
鈴木誠也(広島)はレギュラー定着に至っていないが、68試合に出場して打率.317、5本塁打19打点を記録。高卒1年目から二軍で結果を残すなど、当時の二軍首脳陣もそのポテンシャルの高さに驚いたほど。攻走守3拍子揃っており、将来的にはトリプルスリーも期待できそうな逸材だ。
アマチュアでも大学ジャパンの田中正義(創価大)が、6月に行われたNPB選抜との壮行試合で7者連続三振を奪えば、全日本大学野球選手権に出場した生田目翼(流通経済大)、浜口遥大(神奈川大)などがいる。
この世代の選手たちが将来、どんな活躍を見せるか今から楽しみだ。
大谷・藤浪世代の主な今季成績
大谷翔平(日本ハム)投手成績:16試 11勝3敗 防2.28
野手成績:51試 率.204 本5 点16
藤浪晋太郎(阪神)
今季成績:20試 10勝5敗 防2.76
田村龍弘(ロッテ)
今季成績:80試 率.195 本2 点28
鈴木誠也(広島)
今季成績:68試 率.317 本5 点19
若松駿太(中日)
今季成績:14試 5勝2敗 防2.32
※成績は8月14日時点