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松坂が今季中の復帰が絶望的 アメリカ帰り1年目に苦戦した投手といえば…

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今季中の復帰が絶望的になったソフトバンクの松坂大輔 ©BASEBALLKING
 ソフトバンクは18日、松坂大輔が右肩の手術を行ったと発表。復帰まで約6か月かかる見込みで、今季中の復帰が絶望的になった。

 9年ぶりに日本球界に復帰した松坂は、キャンプからマスコミ、ファンが多く集まり、同じく日本に戻ってきた黒田博樹(広島)とともに注目度が高かった。松坂は、調整遅れが心配されたが、オープン戦に3試合に登板。なんとか開幕ローテーションに入り込むと思われた。

 しかし、開幕前にインフルエンザで離脱すると、右肩筋疲労などで二軍でも1試合の登板にとどまる。即戦力として期待されながら、一軍登板はなし。平成の怪物と呼ばれた松坂は、不安を抱えた右肩の手術を踏み切った。

 アメリカ帰り1年目に、思うような働きができなかった選手は意外と多い。井川慶(現オリックス)がその一人。阪神時代、03年と05年のリーグ優勝に大きく貢献。03年には最多勝、最優秀防御率などのタイトルを獲得した。阪神のエースとして活躍し、07年からヤンキースへ移籍。メジャーやマイナーでプレーした後、12年にオリックスで日本球界に復帰した。

 井川は、同年の5月9日にソフトバンク戦で、2032日ぶりに一軍公式戦登板を果たしたが、4回途中に右太股の痙攣を訴えて降板。7月11日の楽天戦で、日本で2095日ぶりに公式戦白星を挙げたが、その後も故障で離脱するなど復帰1年目は12試合に登板して、2勝7敗、防御率4.65だった。

 中日のエースとして大活躍した川上憲伸も、アメリカから復帰後は全盛期のような投球を見せることができていない。09年から3年間アメリカでプレーした後、12年に古巣・中日に戻ってきた。復帰後初登板となった12年3月31日の広島戦に先発し、6回を無失点に抑え初勝利。その後、故障で離脱し、防御率は2.83も登板数はわずかに7試合の登板にとどまり、3勝に終わった。

 メジャーに挑戦し数年後、日本に戻ってくる選手が増えてきている。伊良部秀輝(元阪神)や石井一久(元ヤクルトなど)が球界復帰1年目に活躍したが、中々全盛期の活躍を見せるのは難しいようだ。

MLBに在籍し日本球界復帰1年目に、思うような働きができなかった主な投手

松坂大輔(ソフトバンク)
2015:一軍登板なし

井川慶(オリックス)
2012:12試 2勝7敗 防4.65

川上憲伸(中日)
2012:7試 3勝1敗 防2.83

高橋尚成(DeNA)
2014:10試 0勝6敗 防5.29

吉井理人(オリックス)
2003:24試 2勝7敗1S 防6.51

※成績は8月18日時点
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