8年ぶりに広島に復帰した黒田博樹が16日、フジテレビ系の『すぽると!』に出演し、プロ野球解説者の石井一久氏と対談した。
日本球界復帰1年目の今季、先発ローテーションの一角として、ここまで7勝5敗、防御率2.89の成績を残している。先発ローテーションは守っているが、メジャー時代の中4日から中6日の調整に変わった。これについて黒田は「(登板間隔が)休みもあって、長くなればいいじゃんと思うかもしれないですけど、気持ちの部分で1回切ってしまうことがある。そういう部分で難しさを感じていました」と日米の登板間隔の違いに戸惑いがあったようだ。
黒田がメジャー時代、武器にしていたのが打者の手元で動くツーシーム。日本復帰後もツーシームを軸に投げていたが、現在は投球スタイルが変化している。その理由について「ボールの変化の仕方は、向こう(アメリカ)で投げていたときとは、多少違う。同じインコースを投げるにしても中に入りすぎたりということもありましたし、ボールになってカウントが悪くなることもあった。全てが試行錯誤で毎試合、探りながら相手を見ながら投げているのが現状かな」と説明した。
また、黒田は「引退したら、どうですか?やっぱり(野球が)やりたくなるものなのですか?」とインタビュアーの石井氏に逆質問。石井氏は「(野球を)やりたいというより勝ちたい」と答えた。すると黒田は、「勝ったときの気持ちが一瞬でなくなるんですよ。また4日後、5日後に投げないといけないという怖さの方がある。プレッシャーとかの中で、また今日も準備してマウンドに上がるんだって思うと、早く辞めたいなと思うときもある」と現在の心境を明かした。石井氏も「それはすごい分かります。責任感があるから、嫌だと思うし…」と話した。黒田も「そうなんですよね。辞めるとそれから解放されていいのかなと思うんですけど…」と話すと、石井氏は「全然それはない。これだけ勝負に徹していたら勝ち負けがすごく欲してくるというか、なんか勝ちたいと思う」とした。
最後は1991年以来のリーグ優勝に向けて「いつ壊れてもいい年齢ですし、やり残したことはほとんどないと思っている。後はこのチームで優勝するというのが現時点の目標。その中で、精一杯投げていってチームに貢献できればいいかなと思っています」と意気込んだ。
日本球界復帰1年目の今季、先発ローテーションの一角として、ここまで7勝5敗、防御率2.89の成績を残している。先発ローテーションは守っているが、メジャー時代の中4日から中6日の調整に変わった。これについて黒田は「(登板間隔が)休みもあって、長くなればいいじゃんと思うかもしれないですけど、気持ちの部分で1回切ってしまうことがある。そういう部分で難しさを感じていました」と日米の登板間隔の違いに戸惑いがあったようだ。
黒田がメジャー時代、武器にしていたのが打者の手元で動くツーシーム。日本復帰後もツーシームを軸に投げていたが、現在は投球スタイルが変化している。その理由について「ボールの変化の仕方は、向こう(アメリカ)で投げていたときとは、多少違う。同じインコースを投げるにしても中に入りすぎたりということもありましたし、ボールになってカウントが悪くなることもあった。全てが試行錯誤で毎試合、探りながら相手を見ながら投げているのが現状かな」と説明した。
また、黒田は「引退したら、どうですか?やっぱり(野球が)やりたくなるものなのですか?」とインタビュアーの石井氏に逆質問。石井氏は「(野球を)やりたいというより勝ちたい」と答えた。すると黒田は、「勝ったときの気持ちが一瞬でなくなるんですよ。また4日後、5日後に投げないといけないという怖さの方がある。プレッシャーとかの中で、また今日も準備してマウンドに上がるんだって思うと、早く辞めたいなと思うときもある」と現在の心境を明かした。石井氏も「それはすごい分かります。責任感があるから、嫌だと思うし…」と話した。黒田も「そうなんですよね。辞めるとそれから解放されていいのかなと思うんですけど…」と話すと、石井氏は「全然それはない。これだけ勝負に徹していたら勝ち負けがすごく欲してくるというか、なんか勝ちたいと思う」とした。
最後は1991年以来のリーグ優勝に向けて「いつ壊れてもいい年齢ですし、やり残したことはほとんどないと思っている。後はこのチームで優勝するというのが現時点の目標。その中で、精一杯投げていってチームに貢献できればいいかなと思っています」と意気込んだ。