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又吉、福谷が二軍も…中日・浅尾が戻ってきた!

 又吉克樹、福谷浩司といった昨季中日のリリーフ陣を支えた若手2人が不調で二軍降格。リリーフ陣の台所事情が厳しい中、浅尾拓也が一軍に復帰した。

 浅尾といえば、10年と11年のリーグ優勝に大きく貢献したセットアッパー。10年は日本新記録となる59ホールドポイントを挙げると、翌11年には79試合に登板して、防御率0.41の成績を残し、中継ぎ投手ながらリーグMVPに輝いた。

 同年は抑えの岩瀬仁紀に代わって抑えとして登板することもあり、将来の守護神候補として期待された。だが12年以降は故障に苦しみ満足のいく結果を残せず。3年ぶりに開幕一軍を掴んだ今季は自身のブログで「一戦一戦大事に投げて、自分のポジションを確立できるようにしていきたい」と意気込んでいた。

 今季に懸ける思いが強かった浅尾は、開幕してから9試合連続無失点を記録するなど安定した投球を見せていた。しかし、5月2日に一軍登録を抹消。その時は「今の自分の置かれている立場で、もっと使いやすい選手だと思われるようにしなければいけないと思い、ロングリリーフもやっていかないと感じました」とブログで綴っている。

 リリーフの台所事情が厳しかったこともあり、約2週間で一軍復帰。復帰後も短いイニングで登板を続けていたが、右肩を痛めて6月1日に再び登録抹消された。

 そして、リハビリを経て8月15日に約2カ月ぶりに一軍に戻ってきた。同日の巨人戦(ナゴヤドーム)、3点リードの8回からマウンドに上がる。球場内に浅尾の名前がコールされると、大歓声が沸き起こったほど。

 ファンの期待に応えるように先頭の立岡宗一郎を低めの136キロフォークで空振り三振に仕留めると、続く吉川大幾もフォークで空振り三振。簡単に二死を奪う。最後は、坂本勇人を144キロのストレートで中飛に打ち取り、三者凡退でマウンドを後にした。

 試合後、谷繁元信監督兼任選手は「最近8回というところでずっと点を取られていた。久々に浅尾がきっちり8回を抑えてくれて、いい流れで9回を迎えることができた」と評価。

 『勝ちパターン』の投手を固定できずに苦しんでいたが、セットアッパー・浅尾が復帰。チームは厳しい状況にあるが、浅尾の投球で勝ちを多く拾っていきたいところだ。
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