○ ヤクルト 4 － 0 巨人 ●
＜18回戦・神宮＞

　巨人打線がまたしても沈黙し4連敗。頼みのエース・菅野も4回4失点と崩れ、ヤクルトと入れ替り3位に転落した。

　巨人はこの日もヤクルト投手陣に捻られ完封負け。4連敗中はいずれも2得点以下で、トータルでも4点しか奪えていない。特に2番打者が機能不全に陥り、この日は片岡に代え亀井を配したが3打数無安打。中軸打者の不振も含め、3安打と気を吐いた1番立岡を一度もホームに迎え入れることができなかった。

　このところのスタメン2番打者の成績を見ると、実に18打数ノーヒットと深刻な状況（下記参照）。小技は決めているものの、チャンスを拡大する働きは皆無に等しい。特に片岡は1イニング12得点を記録した19日の阪神戦以降、今日の途中出場での2打席も含め17打数ノーヒットと苦しんでいる。

　対するヤクルトの2番はリーグ首位打者に君臨する川端。この日も2安打を放ったヒットメーカーは、4回に菅野を沈めるタイムリーを放ち勝負強さも発揮した。打率.346を誇る1番打者がいても、いまの巨人打線はまったく怖くない。

【巨人：ここ7戦の先発2番打者成績】

8月26日（S）亀井：3打数0安打　一ゴロ、投犠打、二ゴロ、中飛
8月25日（S）片岡：3打数0安打　遊ゴロ、空三振、遊併打
8月23日（C）片岡：2打数0安打　一犠打、犠打失、二ゴロ、左飛、四球
8月22日（C）片岡：3打数0安打　右飛、三ゴロ、二飛、捕犠打
8月21日（C）片岡：4打数0安打　捕犠打、左飛、三ゴロ、二ゴロ、遊飛
8月20日（T）片岡：3打数0安打　投犠打、投犠打、二併打、二ゴロ、一飛
8月19日（T）片岡：4打数2安打　三ゴロ、左飛、左安（打点2）、左2（打点2）、四球
※（ ）内は対戦相手