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一軍だけでなく、二軍も苦しい戦いが続くオリックス

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9月1日からオリックスのシニアアドバイザーとなった森脇浩司氏 [BASEBALLKING]
 昨季、2008年以来となるAクラス入りを果たしたオリックス。今季は96年以来となるリーグ優勝を目指すため、中島裕之、バリントン、小谷野栄一、ブランコなど大型補強を敢行。リーグ優勝に向けて、その本気度が伝わってきた。だが、開幕すると昨季のような勢いは感じられず49勝70敗2分でリーグ最下位に沈む。二軍も、29勝62敗7分と大きく負け越し、苦しい戦いが続いている。

 二軍も、一軍と同じように春先に躓いた。3月17日、広島との開幕戦に敗れると、3引き分けを挟んで3連敗スタート。4月17日のソフトバンク戦から5月1日のソフトバンク戦にかけて9連敗というのもあった。そして、現在も5連敗中だ。

 チーム成績を見ても、チーム打率、本塁打、得点ともにウエスタン・リーグワースト2位、チーム防御率はワーストの4.30。対戦成績では、3位の阪神とは12勝13敗1分と互角の戦いを演じているが、首位・ソフトバンクに6勝17敗3分、2位広島に対しては3勝21敗と大きく負け越す。

 特に投手陣が苦しんでいる印象だ。9月2日の広島戦では2回に4点を先制したが、2点リードの6回に、3番手の森本将太が下水流昂に3ランを浴びるなど4点を失い、逆転を許す。その裏、チャベスが3ランを放ち再びリードする展開に持ち込んだが、9回に同点に追いつかれ、10回に塚原頌平が堂林翔太に勝ち越し本塁打を打たれ敗れた。一軍の投手陣は、故障で登録抹消となったがエースの金子千尋、西勇輝、リリーフには佐藤達也、平野佳寿といった軸になる投手がいる。将来的なことを考えると、二軍にいる若手投手陣の活躍も重要になってきそうだ。

 ただ、暗い話題ばかりだけではない。高卒2年目の奥浪鏡は93試合に出場して、リーグトップの50打点、本塁打も8本記録している。9月2日の広島戦では、『8番・三塁』で先発出場し、2打点を挙げた。ルーキーの小田裕也は二軍で結果を残し、8月5日に一軍再昇格。同日のロッテ戦で『2番・右翼』で先発出場すると、第2打席でプロ初安打をマーク。1番で先発出場するなど、一軍定着を目指しアピールを続けている。

 今季は一、二軍ともに悔しい戦いが続いているオリックス。来季に向けて、何かきっかけを掴みシーズンを終えたいところだ。

※記録は9月5日時点のもの
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