9月12日（土）に東京六大学野球の秋季リーグ戦が開幕する。今秋のリーグ戦で、明治大の高山俊が、同大学の先輩である高田繁氏が持つ大学通算安打記録更新に期待がかかる。

　歴代1位の高田氏の通算安打数は127。高山は春のリーグ戦が終了した時点で117安打と、残り10本で高田氏の記録に並ぶ。高山の1年春からの安打数を振り返ると、1年春が20安打、秋が16安打、2年春が13安打、秋が13安打、3年春が19安打、秋が19安打、4年春が17安打。2年の時に苦しんだが、その他はコンスタントに安打を重ねている。今春も17安打を記録しており、故障がない限り高田氏の記録を更新する可能性が高い。

　ちなみに、現時点で高山の通算安打数を上回っているのは5人。その中には、ヤクルトの大引啓次、巨人の高橋由伸といった現役選手の名前もある。高山は偉大な先輩たちを超えて、この秋リーグ通算安打記録を打ち立てることができるだろうか。

六大学野球通算安打数ベスト5

1位　127安打　高田繁
2位　125安打　堀場秀孝
3位　123安打　松下勝実
4位　121安打　大引啓次
5位　119安打　高橋由伸