現地時間7日（日本時間8日）、チェース・フィールドで行なわれたダイヤモンドバックス－ジャイアンツ戦の始球式に、「世界一ネガティブなネコ」ことグランピー・キャットが登場した。

　グランピー・キャットとは、アリゾナ州モリスタウンで飼われているとあるネコ（メス/3歳/本名：ターダー・ソース）のこと。

　2012年にアメリカの放送局『MSNBC』が「最も影響力のあるネコ」として選出。15年9月現在のグランピー・キャットの公式Facebookページには800万件を超える「いいね！」が刻まれるなど、世界中から人気を博している。

　あだ名である「Grumpy Cat」は、直訳すると「気むずかしいネコ」という意味。「へ」の字になった口が特徴的で、どことなく“不機嫌そうな表情”が話題となり、日本でも「世界一ネガティブなネコ」として話題を集めた。

　この度、アリゾナに本拠地を置くダイヤモンドバックスがグランピーキャットを始球式に招待。ダイヤモンドバックスのユニフォームを身にまとったグランピーキャットの写真や映像が公開されると、世界中で大きな反響を呼んだ。

　肝心な試合の方もダイヤモンドバックスが6－1でジャイアンツを下し、連敗を4でストップ。新たな“勝利の使者”としての期待も高まっている。