シーズンもいよいよ最終局面を迎えたプロ野球。「戦力外」や「引退」といった来季構想の話も飛び交う時期に差し掛かってくると、にわかに盛り上がり始めるのが来季の監督候補の話題だ。

　今年も楽天の大久保博元監督がすでに辞意を表明しているほか、去就が不透明になっているチームも少なくない。果たして、来年の12球団の監督陣容はどう変わっているのか…。ここからシーズンオフまでの間のたのしみとなる。

　ここで注目したのが、セ・パのリーグは問わずに優勝した経験を持つ元監督たち。その中でも現場から離れている“フリー”な人物をピックアップしてみた。

　新人監督のデビューが増えている近年の流れの中で、大物監督たちの“電撃復帰”はあるか。これからシーズン終了後まで含めた楽しみのひとつとなる。

・落合博満（62歳）
現職＝中日ドラゴンズGM（ゼネラル・マネジャー）
[監督成績] 1150試　629勝491敗30分　勝率.562
☆優勝 4回、日本一 1回

・岡田彰布（58歳）
現職＝プロ野球解説者・評論家
[監督成績] 1150試　588勝523敗39分　勝率.529
☆優勝 1回

・若松勉（68歳）
現職＝プロ野球解説者・評論家
[監督成績] 975試　496勝461敗18分　勝率.509
☆優勝 1回、日本一 1回

・バレンタイン（65歳）
現職＝サクレッドハート大学執行役員
※本人公式Twitterより。
[監督成績] 967試　494勝450敗23分　勝率.523
☆優勝 1回

・野村克也（80歳）
現職＝プロ野球解説者・評論家
[監督成績] 3204試　1565勝1563敗76分　勝率.5003
☆優勝 5回、日本一 3回