○ 広島 1 － 0 巨人 ●
＜24回戦・マツダ＞

　広島が先発・ジョンソンの好投で引き分けを挟み5連勝。ようやく勝率を5割に戻し、3位巨人とのゲーム差を1.5とした。

　広島は0－0の2回、二死一、三塁から、8番石原がショートゴロ。これを巨人の坂本がファンブルし、ラッキーな形で先制点を奪った。

　打線は2回以降得点を奪えなかったが、この日のジョンソンには1点で十分。助っ人左腕は立ち上がりからボールを低目に集め、巨人打線から凡打の山を築いた。

　8回は一死から連打を浴び一、三塁のピンチを招いたが、代打・岡本を注文取りの併殺に仕留めガッツポーズ。ジョンソンは8回103球を投げ抜き、5安打、5奪三振、無四死球の内容で12勝目を挙げた。

　巨人戦はこれで2勝負けなしとし、防御率は0.00。無失点イニングを23に伸ばし「そういう意識はないが、どんどん伸ばして行きたい」と力を込めた。

　対する巨人は、またも打線がジョンソンを攻略できず。先発・菅野は7回1失点（自責0）と好投したが、またも打線の援護に恵まれなかった。